2007年8月30日木曜日

南ア:赤石岳登山の男性行方不明

信州・長野県のニュース:SBC信越放送 - 南アルプス赤石岳で遭難・男性が行方不明

南アルプス赤石岳に登山へ出かけた上伊那郡飯島町の男性が戻らず、警察は遭難したものと見てあす朝から捜索を再開することにしています。

行方が分からなくなっているのは、飯島町七久保の郵便局員松村哲さん32歳です。

調べによりますと、きょう、松村さんの父親から「息子が赤石岳に登ったと思うが帰ってこない」と届け出があり、警察などが捜索をしたところ、登山口で松村さんの車が見つかりました。

北海道:利尻山ポン山・姫沼ハイキングコースで行方不明

社会 北海道新聞 - ハイキングの73歳 利尻富士で行方不明

八月三十日午後三時半ごろ、宗谷管内利尻富士町のポン山・姫沼ハイキングコース(全長約六キロ)で、東京都目黒区原町一、無職神山修さん(73)が行方不明になったと、一緒に訪れていた登山仲間が同町役場に届け出た。役場職員と稚内署員が三十、三十一の両日、捜索したが見つかっていない。一日は、陸上自衛隊名寄駐屯地の隊員百人も加わり捜索に当たる。

同署によると、神山さんは三十日午前十一時ごろ、仲間四人とハイキングコース入り口の利尻北麓野営場を出発した。一緒に昼食を取った後、四人は午後二時ごろに姫沼に到着したが、最後尾を歩いていた神山さんがいないことに気付いたという

利尻ハイキング、東京の73歳男性が行方不明 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

東京新聞:東京の男性、遺体で発見 利尻でハイキング中不明:社会(TOKYO Web)

北海道利尻富士町の利尻山で8月30日から行方不明となっていた東京都目黒区原町、無職神山修さん(73)の遺体を2日、捜索隊の町役場職員がリヤウシナイ川の砂防ダム内で見つけた。

稚内署によると、神山さんは30日に、友人4人と山のふもとにある姫沼まで約6キロのハイキングコースを歩いていたが、午後2時ごろ、友人らが沼に到着したときには神山さんの姿がなかった。

砂防ダムはコースから約2キロ離れており、同署は神山さんが道に迷い遭難したとみて調べている。

2007年8月29日水曜日

北ア:鳴沢岳で71歳女性、疲労により動けなくなる

長野県警山岳情報 - 山岳遭難週報

発生月日 場所 年齢 性別 区分 怪我など 状況
8月29日 鳴沢岳 71歳 女性 疲労 無事救出 縦走中、疲労により行動不能になった。

北ア:黒部・上ノ廊下で男性流され死亡

KNB NEWS|KNB WEB - 黒部・上ノ廊下で男性死亡

29日午前、黒部湖の上流の上ノ廊下で登山者の男性が川に流され、死亡した。

死亡したのは神奈川県川崎市の会社員、平塚一博さん(58)。警察の調べによると平塚さんは29日午前11時ごろ、19歳の娘と2人で黒部湖上流の上ノ廊下の口元ノタル沢出合付近を渡っていたところ、川に流された。娘が奥黒部ヒュッテまで下山して救助を求め、山岳警備隊と消防防災ヘリが捜索したところ、現場付近で平塚さんの遺体を発見した。この場所は上ノ廊下の中でも難関の場所として知られていて、この時期は水量が多く水深も深くなっている。

東京新聞:[富山]北アで会社員遭難:山のニュース(TOKYO Web)

平塚さんは二女(19)とザイルをつなぎ、川を渡っていた。二人とも川に流され、ザイルが岩に引っ掛かったが、平塚さんは川底に沈んだままだった。二女はザイルを外して自力で川から上がり、近くの山小屋から救助を求めた。県警山岳警備隊が現場付近を捜索、平塚さんの遺体を発見した。

2007年8月28日火曜日

北ア:槍沢で男性が転倒し負傷

長野県警山岳情報 - 山岳遭難週報

発生月日 場所 年齢 性別 区分 怪我など 状況
8月28日 槍沢 55歳 男性 転倒 負傷 下山中、つまずき転倒した。

山形:月山登山中に突然死

Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - 突然死:茨城の男性、山伏修行中に倒れ−−鶴岡・月山 /山形

28日午前11時45分ごろ、鶴岡市羽黒町の月山で、山伏修行「秋の峰入り」に参加していた茨城県高萩市島名、農業、時崎磐雄さん(62)が登山の修行中に倒れ、死亡した。

鶴岡署の調べでは、時崎さんは同日午前9時ごろ、ほかの参加者81人と一緒に月山8合目駐車場から出発し、山頂に向かって歩いていたところ、突然倒れたという。死因を調べている。

河北新報 - 山伏修行の男性登山中倒れ死亡 鶴岡・月山

28日午前11時40分ごろ、山形県鶴岡市羽黒町の月山九合目付近で、出羽三山神社の山伏修行「秋の峰入り」に参加していた茨城県高萩市島名、農業時崎磐雄さん(62)が登山中に突然倒れ、死亡した。鶴岡署が死因を調べている。

調べでは、時崎さんは午前9時ごろ、ほかの参加者約80人とともに八合目から「抖(と)そう行」と呼ばれる登山修行を開始した。

2007年8月26日日曜日

兵庫:神戸市北区、男性が倒れ死亡

中日新聞:8月最後の日曜、9人死亡 全国の海・山事故:社会(CHUNICHI Web)

神戸市北区の山でも登山中の京都府宇治市の男性(67)が倒れ、ヘリコプターで病院に搬送されたが死亡した。

神戸市北区|ハイキングコース|コース一覧

北ア:黒部・棒小屋沢でハーケンが抜け滑落

NHK富山のニュース - 沢下り中の男性が転落し重傷

北アルプス・黒部川支流の標高およそ1050メートル付近の沢で26日、32歳の男性がおよそ15メートル転落して太ももの骨を折る大けがをし、27日午前ヘリコプターで救助されました。

26日午後2時半ごろ立山町芦峅寺の標高およそ1050メートル付近にある黒部川支流の棒小屋沢で神奈川県川崎市の公務員、太田幸介さん(32)が仲間と沢を下っていたところ、ロープを固定するため岩の割れ目に打ち込んでいたハーケンと呼ばれるくぎが抜けておよそ15メートル下に転落しました。

太田さんはその際に左足を強く打って歩けなくなり、27日9時半過ぎに仲間から山小屋を通して警察に救助要請が入りました。

これを受けて出動した県の消防防災ヘリコプターで太田さんは救助され病院に運ばれましたが左の太ももの骨を折る大けがをしていたということです。

警察によりますと、太田さんは8月25日に長野県側から入山し、9月1日に馬場島から下山する予定でした。

KNB NEWS|KNB WEB - 北アで男性転落し左足の骨を折る大けが

26日午後2時半ごろ、北アルプス黒部川支流の標高およそ1050メートルの棒小屋沢で、神奈川県川崎市の公務員太田幸介さん(32歳)が山岳会の仲間と2人で沢下りをしていたところ、およそ15メートル下に転落しました。

太田さんは左ひざを強く打って歩けなくなり、26日夜はその場でビバークし、27日、仲間が山小屋に救助を求めました。

セルフビレイ: 事故について

懸垂支点が岩ごと破壊・ハーケンのすっぽ抜けという、第一線で5年以上も渓谷登攀をやり続けている僕らにしてはあまりにもお粗末な事故が物語っている。現場では、支点を打った岩とは別のスラブにボルトを打つという選択肢も口に出していたが、結局は、時間がもったいないということ、岩を傷つけるということから1本のボルトを打たなかった(打てなかった)。やはり迷った選択肢の方が正しかった。このことからも、2人の安全に対する意識が希薄になっていたといえよう。

弁解の余地がないことは承知している。大事故を起こした事実は覆しようもないし、ヘリも使うなど、多くの人に迷惑をかけた。だからこそ、事実を正しく理解してくれた上での批判や指摘は素直に受けたい。

今回改めて感じさせられたことを二言ほど。

沢では高巻きがあり、そして灌木やハーケン・ボルトでの懸垂がある。しかし、再登されている沢、人気のある沢の場合、残置支点を使うことも多いだろう。しかし、懸垂下降は極めて基本的な技術でありながらも、やはりもっとも無防備になりやすい作業であり、かつ起こってしまってからの防御を取りにくい。そして、致命的な事故になりやすい。だからこそ、支点のチェックや安易な作業の省略は避けることが大事であり、この事実を通じて、もう一度技術というものを見直すきっかけとしてくだされば幸いである。

そして、難易度の高い沢へ向かう方へ。側壁が発達している谷は、どうしても救助が困難になる。今回、事故が黒部で起きたということで、狭い谷筋へも入ってくれたことが迅速な救助にピックアップにつながったが、これは黒部や谷川などの一部の山岳地帯だけが該当するレアケースといえよう。ピックアップできなかった場合は、地上からの搬出となる。地上からの搬出はどこであろうとなかろうと、滝がかかる沢では困難であることは間違いがなく、日数もかかる。事故者の精神力も試される厳しい時間となることを認識するべきだ。

北ア:穂高・屏風岩で懸垂下降中にピンが抜け墜落死

信州・長野県のニュース:SBC信越放送 - 北アルプスの屏風岩で男性が転落死

北アルプスの屏風岩で愛知県豊田市の会社員作田俊裕さん56歳が、ロープを使って岩場を下りていたところ、岩に打ち込んだボルトが抜けておよそ200メートル転落しました。

近くにいて事故を目撃した別のパーティーが山小屋を通じて救助を要請し、作田さんは、県警のヘリコプターで松本市内の病院に運ばれましたが、午後6時過ぎに死亡が確認されました。

asahi.com:長野・北アで岩登りの男性が落下し、死亡 ピンが抜ける - 社会

転落:穂高の屏風岩で56歳会社員死亡 長野−事件:MSN毎日インタラクティブ

信濃毎日新聞[信毎web] 全国の海・山の事故9人死亡 北ア屏風岩でも男性転落死

26日午後2時10分ごろ、北ア屏風岩でロープを使い下山していた愛知県豊田市、会社員作田俊裕さん(56)が約200メートル転落、県警ヘリコプターで松本市内の病院に運ばれたが、午後6時すぎに死亡した。松本署によると、仲間と「雲稜ルート」で岩登りをして下降中、ロープをつなぎ留めていた金属製のボルトが岩から抜けたという。

2007年8月25日土曜日

八ヶ岳:麦草峠付近で男性急死

長野県警山岳情報 - 山岳遭難週報

発生月日 場所 年齢 性別 区分 怪我など 状況
8月25日 八ヶ岳麦草峠付近 66歳 男性 病気 死亡 ハイキング中、登山道で突然倒れ死亡した。

北ア:剱岳・カニのヨコバイから滑落

KNB NEWS|KNB WEB - 剱岳「鎖場」から転落大けが

25日午前10時20分ごろ、北アルプス剣岳の標高およそ2900メートル付近で、難所の1つとして知られる「カニのヨコバイ」の鎖場から東京都町田市の作業員、大沢寿定さん(27歳)がバランスを崩し、およそ30メートルから40メートル下に転落しました。

大沢さんは転落を目撃した登山者からの通報で駆けつけた県警山岳警備隊に救助され、ヘリコプターで県立中央病院に搬送されましたが、右足首の骨を折る大けがをしました。

大沢さんは、知人ら数人で登山に来ていて、剣岳の頂上から下山する途中で事故に遭いました。

岐阜・鳩吹山の登山道で死亡男性を発見

■ 中京テレビ:News&Weather ■ 岐阜・鳩吹山を登山中の男性死亡

25日午前7時25分ごろ、岐阜県可児市土田の鳩吹山登山道で、男性が倒れているのを登山者が見つけ、119番通報。県防災ヘリで病院に搬送したが、約2時間後に死亡が確認された。死亡したのは、同県多治見市緑ケ丘、無職・伊澤真也さん(55)。現場は山頂(314メートル)から大脇口入山口方面に約50メートル下った登山道で、伊澤さんは山道に倒れていたという。伊澤さんはこの日、友人2人と登山をしていたが、友人はかなり先方を歩いていた。

2007年8月23日木曜日

福島:磐梯山で男性、道に迷い下山せず

磐梯山に登山の男性下山せず - 社会ニュース : nikkansports.com

23日午後7時50分ごろ、福島県の磐梯山(1819メートル)へ登山に出掛けた大津市比叡平の会社経営的場宣夫さん(74)が戻らないと、宿泊先のホテルから福島県警猪苗代署に届けがあった。

調べでは、的場さんは22日に大津市の自宅を出発。23日朝、磐梯山に登り始めた。同日夜までに下山の予定だったが、「道に迷った」と携帯電話でホテルに連絡してきたという。けがはないもよう。

磐梯山で遭難の男性無事救助 - 福島県内ニュース - KFB福島放送

23日夜に北塩原村の磐梯山で道に迷い下山できなくなっていた滋賀県大津市、会社経営的場宣夫さん(74)は24日午前5時半ごろ、同山の川上登山口付近で無事発見された。

同署は的場さんと携帯電話で連絡を取り、安全な場所で一晩待機するよう指示。

翌24日午前5時25分に署員が捜索を開始した直後、的場さんから同署に「登山道らしきところに出た」と電話があり、同登山道入り口から約300メートル入った所を歩いていた的場さんを発見した。

北海道:日高・野塚岳で滑落

社会 北海道新聞 - 沢で滑落、男性救助 浦河

二十三日午前十時ごろ、日高管内浦河町上杵臼の日高山系ニオウベツ川の沢で、札幌市清田区北野五の五、公務員大友達哉さん(44)が登山中に滑落、腰を打ち動けなくなったと、同行していた仲間から110番通報があった。道警ヘリが大友さんを救助し、同町内の病院に収容した。

浦河署によると、大友さんは仲間四人で同日早朝、野塚岳(一、三五三メートル)登山のため、国道の野塚トンネル付近から入山、標高約一、○○○メートル地点で足を滑らせたらしい。

南ア:間ノ岳で強風により女性転倒、頭を負傷

最新ニュース - 南ア・間ノ岳で女性転倒、県警ヘリで救助

22日南アルプスの間ノ岳に登り、強風で転倒して大けがをして動けなくなり、北岳山荘で一夜を過ごした愛知県名古屋市の女性(62)は、23日午前県警ヘリで救助され県立中央病院に運ばれた。

最新ニュース - 南アルプス、遭難相次ぐ

また同日午後0時半ごろには、北岳の山荘から「間ノ岳山頂付近で60代の女性が強風で転倒し頭を負傷した。ヘリで救助してほしい」と市役所を通じ同署に通報があった。

北岳付近は悪天候のため、同署は23日朝に天候の回復を待ってヘリで女性を救助する。女性は山荘で応急手当てを受けているという。

富士山:フランスからの登山客が滑落

NHK山梨のニュース - 富士山で滑落事故

23日早く、富士山の9合目付近で外国人の登山客の男性が滑り落ちて足を強く打つけがをしました。

23日午前5時45分ごろ、富士山の9合目付近の登山道でリュックサックが置かれているのを登山中の女性が不審に思って付近に声を掛けたところ、滑り落ちて動けなくなっている男性を見つけ、近くの山小屋と6合目の管理センターの警察官に通報しました。男性はおよそ2時間半後に救助され、8合目の山小屋で手当を受けたあと富士吉田市内の病院に搬送されました。

男性は27歳のフランス国籍で、右足を強く打つけがを負っているということです。警察は男性から話を聞いて転落した時の詳しい状況などについて調べています。

男性はフランス人のローター・ギリラーメ・ステファニーさん(27)で右足などを強く打つけがを負っているということです。

ステファニーさんは外国人7人くらいのグループで22日から富士山に登山に来ていて、グループから離れて最後尾を歩いている時にバランスを崩して滑り落ちたということです。警察はステファニーさんから話を聞いてさらに転落した時の詳しい状況などについて調べています。

2007年8月22日水曜日

南ア:北岳で滑落、足首を骨折

最新ニュース - 南アルプス、遭難相次ぐ

22日午前7時20分ごろ、南アルプス市の北岳(3、193メートル)で、下山中の埼玉県入間市の会社員男性(55)が岩場で足を踏み外し、左足首を骨折する重傷を負った。

一緒に下山中の友人が山荘に救助を求め、市役所を通じて南アルプス署に通報。県警ヘリ「はやて」が約7時間後に救助した。

2007年8月20日月曜日

北ア:立山・雷鳥沢でツアー添乗員の男性病死

添乗登山の男性が急死 - 社会ニュース : nikkansports.com

20日午前8時45分ごろ、富山県の立山連峰雷鳥沢の標高約2300メートル付近で、団体登山の添乗員として登山していた成仁穆さん(61=埼玉県草加市)が突然倒れ、富山県の消防防災ヘリで病院に運ばれたが死亡が確認された。死因は急性心筋こうそく。

北日本新聞社 富山のニュース - 北アルプス雷鳥沢でツアー添乗員急死

2007年8月19日日曜日

北ア:笠ヶ岳で女性が夜間に捻挫・行動不能

■ 中京テレビ:News&Weather ■ 岐阜の北アで女性が軽傷

19日午後9時ごろ、岐阜県高山市の北アルプス・笠ケ岳の笠ケ岳山荘から下山中の事務員・中山千里さん(59)=東京都狛江市=が足首をねんざし、歩けなくなったと同行者が携帯電話で高山署に通報した。

県警山岳警備隊が20日午前零時15分ごろ、中山さんを救助した。

伊豆:万二郎岳で道迷い遭難

Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - <遭難>道に迷った67歳女性捜索 静岡・天城山系

19日午後7時ごろ、静岡県伊豆市の天城山系万二郎岳を登山中の東京都品川区、会社員、茅野佳枝さん(67)が「道に迷ったので野宿する」と勤務先の社長に携帯電話で連絡した。静岡県警などが20日早朝から捜索している。茅野さんは日帰り予定で、高校の同級生と2人で入山し、茅野さんが先に下山してはぐれたという。

Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - <遭難>天城山系登山の67歳女性が自力下山 静岡

静岡県伊豆市の天城山系万二郎岳(標高1300メートル)で、道に迷ったと19日夜に連絡してきた東京都品川区豊町4、会社員、茅野佳枝さん(67)は20日午後2時半ごろ、自力で下山したところを救助された。同県警大仁署の調べでは、かすり傷はあったが、体調は良好だという。

北ア:唐松岳から下山中に80歳男性滑落

NHK富山のニュース - 北アルプスで80歳男性けが

北アルプス・唐松岳から黒部峡谷方面に下山中だった80歳の男性が19日夕方、登山道からおよそ30メートル下に転落して頭などにけがをしました。

19日午後4時半頃黒部奥山国有林内の標高およそ1100メートルの南越沢で友人と2人で登山に来ていた京都市北区の無職上阪勝治さん(80)が登山道でつまずき、およそ30メートル下の斜面に転落しました。

友人が近くの祖母谷温泉の山小屋に助けを求め、上阪さんは民間の救助隊員によって小屋まで運ばれた後、黒部峡谷鉄道を利用して病院に運ばれたということです。

警察によりますと香坂さんは頭を切るなどのけがをしているということですが、意識もあり自分で歩くことができるということです。

上阪さんは、唐松岳山荘から黒部峡谷方面に下山中だったということです。

北ア:西岳で男性滑落

Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - 24時:松本・山岳遭難で男性重傷 /長野

19日午後2時ごろ、松本市の北アルプス西岳(2758メートル)登山道で、大阪府堺市、会社員、浅間宏彦さん(49)が登山道から5メートル滑落。自力で付近の山小屋から通報し、民間ヘリに救助された。左手中指骨折などの重傷。18日に単独で中房温泉から入山、西岳から槍ケ岳へ縦走中だった。

群馬:皇海山で女性行方不明

Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - 遭難:皇海山で女性が遭難 19日登山、一帯捜索も見つからず /群馬 - 皇海山

沼田市利根町の皇海山(2144メートル)に19日朝から登った埼玉県宮代町の自営業女性(65)が下山しないと、同行した家族から通報があり、沼田署や栃木県警日光署は20日、同山一帯を捜索したが、女性は見つからず、遭難したとみて、21日早朝から捜索を再開する。

沼田署によると、女性は東京都中野区に住む次女(35)と孫娘(13)の3人で19日午前9時ごろ入山し、同11時ごろ、山頂に到着した。約1時間後、女性は次女らにリュックサックなどの荷物を預け「歩くのが遅いから、後から追いついてきて」と先に下山を開始した。数分後に次女らも下山を始めたが、女性と合流できなかった

信濃毎日新聞[信毎web]|群馬・皇海山で女性不明 20日早朝から捜索へ

Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - 皇海山の女性遭難:行方不明3日目、捜索打ち切りへ /群馬

沼田市利根町の皇海山(2144メートル)で下山途中に行方不明となった埼玉県宮代町の自営業女性(65)について、沼田署は22日、いったん捜索を打ち切ることを決めた。行方不明から3日目の同日、同署は早朝から山岳警備隊員や県警ヘリによる捜索を開始したが、女性を見つけることはできなかった。このため、23日以降の捜索は打ち切り、女性の家族の意向を聞くという。

Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - 皇海山の女性遭難:不明の埼玉の女性、遺体で発見 /群馬

19日に娘や孫と沼田市利根町の皇海山(2144メートル)に登山に出かけ、行方不明になっていた埼玉県宮代町東姫宮1、飲食店経営、佐藤信子さん(65)がうつぶせに倒れ死亡しているのを、県警谷川岳警備隊員が26日午前10時半ごろ、同山頂から約3・8キロ離れた湯之沢の左岸で発見した。死因は特定できていない。

沼田署は、佐藤さんが川沿いを歩いて集落を目指していたとみて調べている。

白山:野谷荘司山で男性病死

東京新聞:海山で2人死亡、2人不明 晴天の中、登山や水泳で:社会(TOKYO Web)

石川、岐阜両県境の野谷荘司山の山頂付近で午前10時50分ごろ、友人らと登山中の福井県勝山市の会社員柳橋宗雄さん(59)が意識を失ったため同行者が119番。柳橋さんはヘリコプターで病院に搬送されたが、約2時間半後に死亡した。

Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - 死亡:福井の会社員、友人と登山中に倒れ−−白山連峰の登山道 /石川

19日午前10時50分ごろ、石川県白山市の白山連峰の一つ、野谷荘司山山頂付近の登山道で、友人ら6人で登山中だった福井県勝山市旭町2、会社員、柳橋宗雄さん(59)が突然倒れた。約2時間半後に石川県消防防災ヘリで病院へ搬送されたが、まもなく死亡が確認された。

同県警鶴来署による検視で、死因は心不全と分かった。

三重:竜ヶ岳の丸太橋から滑落

伊勢新聞 - 竜ケ岳で男性滑落、重傷 いなべ 登山道の丸太橋から

十九日午前十時四十五分ごろ、いなべ市大安町石榑南、竜ケ岳裏道登山道のホタガ谷丸太橋で、愛知県稲沢市祖父江町の地方公務員石川三千彦さん(53)が丸太橋から足を滑らせ約二メートル下の沢に滑落し、防災ヘリコプターが出動して救出した。石川さんは肋骨(ろっこつ)骨折など全治一カ月の重傷を負ったが命に別条はないという。

いなべ署によると、橋は、三本の丸太でできており、幅六十センチ、長さ七メートル。ロープが横に張ってあるという。同署では事故発生の詳しい経緯を調べている。

石川さんは家族五人で同町の宇賀渓キャンプ場へ遊びに来ており、石川さんと娘婿二人で竜ケ岳裏道登山道を登っていた。

2007年8月18日土曜日

北海道:鷲別岳で行方不明の室蘭市議が自力下山

社会 北海道新聞 - 室蘭市議が鷲別岳で遭難か

十八日午後八時五十五分ごろ、室蘭市宮の森町三、室蘭市議会議員水江一弘さん(50)の家族から、鷲別岳(九一一メートル)に登山に出かけた水江さんが帰宅しないと室蘭署に届け出があった。

asahi.com:不明の室蘭市議、自力で下山し無事 北海道登別市 - 社会

北海道登別市の鷲別岳(通称室蘭岳、911メートル)に登山へ出かけて行方不明になっていた室蘭市宮の森町、室蘭市議水江一弘さん(50)は19日午前11時10分ごろ、ふもとのだんパラスキー場駐車場付近で、捜索にあたっていた北海道警室蘭署員と出会い、無事が確認された。

室蘭署によると、午前10時7分ごろ、本人から家族に電話で連絡が入ったという。18日、登山中に道に迷い、山中で一晩過ごしたあと、翌朝、自力下山中に登山客と出会った際に、携帯電話を借用。家族に連絡をしたという。水江さんはけがなどはなかった。

社会 北海道新聞 - 室蘭市議が鷲別岳で一時不明 自力で下山

水江さんは十八日午前九時半ごろ、登別市の川又温泉方面から一人で入山し沢を登っていたが、途中で道に迷った。携帯電話の電池が切れていたため連絡が取れず、ささやぶの中で一夜を過ごしたという。

滋賀:比良山系打見山で熱中症により大学生死亡

asahi.com:熱中症か 死亡相次ぐ 猛暑続く西日本 - 関西

午後1時10分ごろには、大津市木戸の比良山系打見山(標高1103メートル)の登山道で、登山中の兵庫県尼崎市、同県立大1年の男子学生(19)が倒れ、病院に運ばれたが、熱中症による心不全のため約2時間後に死亡した。大津北署によると、中学校時代の同級生6人と同日朝から山に登っていたという。

Yahoo!ニュース - 京都新聞 - 比良山系で尼崎の学生が死亡 熱中症 登山道で意識失う

18日午後1時20分ごろ、大津市木戸の比良山系打見山(1108メートル)の登山道で、兵庫県尼崎市の男子大学生(19)が倒れたと、友人が119番した。大学生は滋賀県の防災ヘリで病院に運ばれたが、死亡が確認された。大津北署は熱中症に起因する心不全とみている。

同署によると、大学生は午前9時ごろから中学校時代の友人5人と山に入った。午後1時ごろ、歩くスピードが遅くなり、体調の不良を訴えたあと、意識を失った。当時、同市南小松の気温が34度で大学生の体温が40度を超えていたことから、医師が熱中症と判断したという。

2007年8月17日金曜日

北ア:ツアー客が黒部川源流で転倒骨折

北國新聞・富山新聞 国内外のニュース - 北アで東京の女性重傷−黒部川源流

17日午後3時20分ごろ、富山市の北アルプス・黒部川源流の標高約2400メートル付近で、東京都小平市上水本町のパート小杉礼子さん(53)が転倒し、左腕を骨折する重傷を負った。小杉さんは18日朝、富山県警のヘリで病院に搬送された。

富山南署によると、小杉さんは、ガイド付きの登山ツアーに参加しており、14人で移動中に岩場の段差で転倒した。山荘まで歩き1泊し、山岳警備隊に通報した。

信濃毎日新聞[信毎web]|北アで東京の女性重傷 黒部川源流

北ア:槍ヶ岳で落石2人重傷

遭難記事2009「長野県山岳連盟」

槍ケ岳で落石2人重傷(2007/8/18信毎)

十七日午後二時二十五分ごろ、北アルプス・槍ケ岳(三、一八○㍍)山頂付近で直径約一㍍の石が落ち、山頂から約五十㍍下のはしご手前を登っていた東京都中野区、会社員岡田健さん(34)と同北区、宇野恬子(やすこ)さん(62)に当たった。二人とも右足の骨を折る重傷を負った。

松本署などによると、岡円さんと宇野さんは別のパーティーで入山、同日槍ケ岳山荘で合流し、山頂を目指し計五人で登っていた。先頭にいた岡田さんと二番目にいた宇野さんが落石を受けた。

同山荘従業員の救助隊員らが救助し、松本市内の病院へ県警ヘリで運んだ。

山頂に向けての登山道は狭く、はしごは一人ずつ昇り降りするため、夏山シーズンがピークとなるこの時期、落石現場周辺は登山者の長い行列ができる。

北ア:槍沢大曲り付近で転倒骨折

Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - 遭難:北アで2件、登山客2人重傷 /長野

午後0時20分ごろには、槍沢大曲り(約2000メートル)付近の登山道で、大阪市淀川区豊里の会社員、乾武治さん(56)が転倒し、左足の骨を折った。

別の登山客が近くの山小屋に届け出て、県警ヘリに救助された。南岳(3032メートル)から下山中に足を踏み外したという。

北ア:平の小屋付近から黒部湖に男性転落

黒部湖に男性転落、山菜採ろうとした千葉県の医師? : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

17日午前9時45分ごろ、富山県立山町の黒部湖左岸の山小屋(標高約1460メートル)から「男性が黒部湖に落ちた」と、県警に届け出があった。

佐藤さんは黒部湖周辺を散策中、山菜を採ろうして登山道を外れ、約20メートル下の湖に転落したらしい。

KNB NEWS|KNB WEB - 黒部湖に転落 行方不明に

17日午前9時45分ごろ、標高1460メートルにある黒部湖左岸の登山道で、「夫が黒部湖に転落した」と一緒にいた佐藤さんの知人から近くの「平の小屋」に連絡があり、県警山岳警備隊員が現場周辺で捜索にあたっています。

佐藤さんは宿泊した「平の小屋」付近を散策中に誤って黒部湖に転落したものと見られています。

続報。

KNB NEWS|KNB WEB - 黒部湖に転落した男性が遺体で見つかる

佐藤さんは行方不明となっていましたが、24日、県警山岳警備隊の立ち会いのもと、佐藤さんの家族が依頼したダイバーが捜索していたところ、午後1時45分ごろに佐藤さんと見られる遺体が沈んでいるのを発見して引き上げ、家族が佐藤さんであることを確認しました。

上市警察署では佐藤さんが登山道の下の斜面に生えている山菜をとろうとして湖に転落し、水死したものと見て調べています。

北ア:乗鞍岳で下山中に転倒骨折

Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - 遭難:北アで2件、登山客2人重傷 /長野

午前7時半ごろ、乗鞍岳(3026メートル)の山頂から約100メートル下った登山道で、松本市の男性会社員(49)が転倒して右足の骨を折るけがをした。

本人が携帯電話で付近の山小屋に助けを求めて、救助された。下山中に砂利に足を取られたらしい。

2007年8月16日木曜日

北ア:剱岳・前剱で転倒骨折

NHK富山のニュース - 剱で転倒しまた重傷

16日午後、北アルプス・剱岳の標高2800メートル付近で、下山途中だった48歳の男性が転倒して、足首を折る大けがをし、ヘリコプターで救助されました。

16日午後3時15分ごろ、北アルプス剱岳の標高およそ2800メートルの前剱と呼ばれるピークの付近で、剱岳から下山途中だった東京・世田谷区の自営業、河村敬介さん(48)が、誤って浮き石に足を乗せ、転倒しました。河村さんはその際に右の足首を痛め、歩けなくなり、いっしょに登山に来ていた人が警察に救助の要請をしました。

これを受けて県警山岳警備隊が県警のヘリコプター「つるぎ」で出動して救助にあたり、河村さんは病院に運ばれました。河村さんは診断の結果、右足首を折る大けがをしていたということです。

2007年8月15日水曜日

南ア:甲斐駒ヶ岳で落石によりケガ

最新ニュース - 甲斐駒で落石、男性けが

13日午前11時半ごろ、北杜市白州町の甲斐駒ケ岳で登山していた東京都豊島区の男性会社員(46)が落石に遭い、顔や肩などにけがをした。県警ヘリ「はやて」が救助し、甲府市内の病院に搬送した。

北杜署の調べによると、加藤さんは友人と2人で登山道からやや離れた本谷沢を沢登りしていたところ、落ちてきた石が当たり動くことができなくなった。友人が110番通報した。

北ア:奥穂高岳・ザイテングラード付近で滑落

滑落:北ア・奥穂高岳で会社員重傷 /長野:MSN毎日インタラクティブ

6日午前8時50分ごろ、松本市の北ア・奥穂高岳(標高3190メートル)のザイテングラード約2700メートル地点で、水戸市城東、会社員、大越明夫さん(49)が下山中に約20メートル滑落した。大越さんはろっ骨を折るなどして重傷。

飯豊:石転ビ沢で単独行の男性転倒

飯豊朝日登山者情報 - 登山者情報1105号

現場は石転ビ沢上部、黒滝を越えて踏み跡を辿り、右からの小沢を過ぎて小尾根を登る。やがて大きな三角岩のある所で左の小沢を渡り中ノ島(草付キ)に出る。この手前約5mで単独の登山者(58歳男性)が転倒、これを見ていた通りがかりの登山者が梅花皮小屋のOTJに通報した。OTJは事案の発生を下界に通報し、現場に急行した。現在PWDがODD宅でOTJと交信している。防災ヘリもがみが既にスタンバイしている。

遭難者の負傷はさほどではなく、OTJがサポートして梅花皮小屋を目指している。ヘリのフライトを巡って話が交錯している。そこでOTJに、救助要請をするのかしないのか、はっきりさせることを要求した。すると「遭難者は救助要請をしないと言っている」と回答がきた。遭難者は梅花皮小屋に向かって中ノ島(草付キ)を登っているとのことである。それならそれでも良い、直ちに関係先にその旨を伝えた。まもなく、防災ヘリは出動を取りやめた旨の連絡が入った。

やれやれ一件落着と胸をなでおろした時点で、信じられない無線が入った。「彼は眼が虚ろになり、視界に黒い点ができ、ぼやけて見えなくなってきたと訴えている」飛蚊症だろうか?「転倒時に右目の上部を打撲している」とすれば、網膜剥離や硝子体出血さらには眼底出血の恐れがないとは言えない。「救助要請をすると言っている」思わず何度か、本当に救助要請を行うのか確認した。

群馬:丹後山で滑落の男性、救助

TBS NEWS - 群馬・丹後山で遭難の男性、無事救助

群馬県の丹後山で14日、登山中に遭難した会社員の男性が、無事救助されました。

14日夜、群馬県と新潟県の県境近くの丹後山で、「仲間3人と登山中の男性が崖から滑り落ち、大けがをしている」と別の登山グループから警察に通報がありました。

群馬県警の山岳警備隊が15日朝から周辺の捜索にあたったところ、沢のあたりで手をふって救助を求める男性2人を発見。隊員がすぐ近くの尾根に降り立ち、午前10時45分ごろ、無事救助しました。

北ア:三俣蓮華〜黒部五郎間で男性転倒、骨折

北アルプスで転倒、川崎市の男性重傷 - 社会ニュース : nikkansports.com - 三俣蓮華岳付近

15日午前9時50分ごろ、富山市の北アルプス・三俣蓮華岳付近で、川崎市多摩区三田1丁目の無職中島徹夫さん(60)が登山道で転倒し、右足首骨折の重傷を負った。中島さんは富山県の消防防災ヘリで病院に搬送された。

富山南署によると、中島さんは1人で14日から入山、17日に下山予定だった。三俣蓮華岳の頂上付近で岩場にあった泥に足を取られ、転倒。自力で近くの山小屋まで歩き、富山県警に救助を求めた。

KNB NEWS|KNB WEB - 北ア、足首を骨折する大けが

15日午前10時前、富山市旧大山町の北アルプス三俣蓮華岳から黒部五郎小舎に向かう登山道、標高およそ2900メートル付近で、神奈川県川崎市の無職、中島徹夫さん(60)が岩と岩の間で足を滑らせて転倒し、右足首にけがをしました。

中島さんは自力で黒部五郎小舎に辿り着きましたが痛みと腫れがひどかったため県の消防防災ヘリで病院へ運ばれました。

北ア:前穂高岳で単独行男性100m滑落

Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - 24時:北ア・男性登山客が滑落し軽傷 /長野

15日午前8時ごろ、北アルプス前穂高岳(3090メートル)で、東京都文京区の男性会社員(38)が登山道から約100メートル下に滑落。頭などに軽傷を負った。男性は単独登山中だったが、別の登山客が事故を目撃し通報。ヘリで救助された。

2007年8月14日火曜日

北ア:今夏、遭難多発・前年比3倍24件

信濃毎日新聞[信毎web] 北ア・槍穂高連峰で遭難相次ぐ 中高年の滑落多発

信州山小屋ネット-県内、夏山遭難相次ぐ 中高年の滑落多発 信濃毎日新聞社

北アルプスでは7月1日から8月14日夕までに、昨年7、8月の2カ月の遭難件数を上回る48件が発生、5人が死亡した。中高年登山者が下山中にバランスを崩し滑落、重大事故につながる例が目立つという。救助関係者は「中高年は自身が考える以上に体力が落ちたり反応が鈍くなったりしている。登山経験があっても過信せず、慎重な山選びと行動を」と呼び掛けている。

14日夕現在、件数が昨年同期比3倍の24件、死亡者は同4倍の4人に達した。滑落が15件で最多。うち11件は40代以上の中高年登山者の下山中に発生し、1人が死亡している。

 同署地域課は「疲労のため岩場でバランスを崩したり段差につまずいたりする事例が多い。険しい北アでは小さなミスが命取りになる。登頂だけでなく、下山まで含めた体力、技術が必要」と指摘。県警地域課は「晴天続きで登山道が乾燥しており、細かい砂利などでスリップしやすくなっている」とする。

信濃毎日新聞[信毎web]|社説=夏山最盛期 過信と無理を戒めつつ

県警によると、県内の山岳遭難者は7月から8月中旬までで60件を超えた。昨年の同時期と比べかなり多い。遭難者の内訳を見ると、40歳以上の中高年登山者が8割を占めている。死者も10人近くに上る。ほとんどが中高年である。

特に目立つのが北アルプス。11日には遭難が相次ぎ、2人が亡くなった。60代と50代の男性である。原因はいずれも滑落だ。

富山新聞ホームページ - 富山のニュース - 夏山遭難の6割が50、60代 富山県警が「無理ない計画」呼び掛け

北アルプス一帯で今夏、中高年者の遭難が相次ぎ、全遭難者五十八人のうち約六割を五十—六十代が占めていることが、二十日までの富山県警山岳警備隊の調べで分かった。遭難者の大半が県外からの登山者で、疲労がたまる登山二—三日目の事故が多く、体力や技術を過信した強行軍も目立つ。中には重大事故に直結する高山病などを発症するケースもあり、県警は公式ホームページなどで無理のない登山計画を作るよう呼び掛けている。

県警山岳警備隊によると、七月一日の夏山開きから今月二十日までに起きた山岳事故は前年同期比十件増の五十八件に上る。遭難者五十八人のうち三十三人(死亡三人、行方不明一人含む)が五十—六十代で、昨年の中高年の夏山遭難者数(二十七人)を超えた。また、全遭難者の九割近い五十人は県外からの登山者となっている。

山岳警備隊がこれらの事故形態を調べたところ、全国の登山者に人気が高い立山や剱岳で、疲労が蓄積する登山二—三日目に登山道で転倒、負傷する事故が多発している。立山では標高二、四五〇メートルの室堂までバスなどの交通機関で短時間で登ることができるため、急激な環境の変化に耐えられず、高山病を発症する事例も確認されている。

中高年の夏山遭難の多発について、山岳警備隊は、定年退職後に登山を始めたり、若いころに中断した登山を再開した人が、自分の体力や経験を過信し、無理な登山をすることなども背景にあるとみている。

2007年8月13日月曜日

山形:鳥海山・道譲ろうとして夫婦滑落

山形新聞ニュース - 男女2人滑落しけが・鳥海山 県消防防災ヘリが救助、搬送

遊佐町の鳥海山の8合目付近を登山していたいずれも50歳代とみられる男女2人が滑落したと、近くにいた登山客が13日午前9時15分ごろ、119番通報した。男性は頭部裂傷、女性は右腕と左足の骨を折っており、県消防防災ヘリ「もがみ」で救助され、酒田市の県立日本海病院に搬送された。

山形新聞ニュース - 下山中、道譲ろうとして滑落 鳥海山で救助の夫婦

広瀬さん夫婦は12日に山に入り御浜小屋に1泊。13日午前4時ごろ小屋を出発して山頂で御来光を拝み、下山を始めた。山頂から約1.3キロほど下りた七五三掛(しめかけ)付近で、真知子さんが前から来た登山者に道を譲ろうと右側に寄ったところ滑落しそうになったため、喜己夫さんが助けようとして、2人とも30メートルほど下に落ちた。真知子さんは左大腿(だいたい)部と右肩の骨を折り重傷、喜己夫さんは頭や額を切るなどの軽いけがをした。

山形:月山で男性が熱中症で倒れる

山形新聞ニュース - 月山登山道で男性が熱中症 県消防防災ヘリが救助

13日午後1時10分ごろ、庄内町立谷沢の月山登山道で、栃木県日光市土沢、会社員田宮貴男さん(44)が熱中症で動けなくなったと、一緒にいた友人の男性から119番通報があった。県消防防災ヘリ「もがみ」が約50分後に救助し、寒河江市立病院に搬送した。田宮さんは熱中症のため点滴治療を受けたが、症状は軽いという。

県警地域課によると、田宮さんと友人2人は11日、庄内町の立谷沢川で渓流釣りをするため、西川町の姥沢小屋から月山山頂を経由するルートで入山。同日と12日夜は現地で野宿した。入山した時と同じルートで戻ったが、田宮さんは山頂の約1.5キロ手前で、気分が悪くなり、動けなくなったという。

南アと富士山で8月の遭難が早くも11件(8月13日現在)

静岡県内ニュース(社会):富士山、南アの遭難今月11件 パトロール強化

県内の南アルプスと富士山で、8月に入り山岳遭難事故が相次ぎ、13日までに11件を数えている。盆休み期間中は登山シーズンのピークだけに、静岡中央署山岳遭難救助隊員延べ40人が19日まで、静岡市葵区の椹島(さわらじま)を拠点に南アルプスのパトロールを強化している。

同署は「疲労時や足腰が弱い中高年者は、少しバランスを崩しただけで滑落などの事故につながる」と技量に合った登山を基本に、複数での行動と登山届の提出、携帯電話など通信機器の携行を呼び掛けている。

富士山でも、装備不十分な登山者が日没や疲労で下山不能となるケースが多い。県警山岳遭難救助隊の真田喜義隊長は「夏の日帰りでも雨具と懐中電灯を携帯するのは山の常識」と、観光気分での安易な登山に警鐘を鳴らす。

飯豊:ダイグラ尾根で男性滑落・熱中症?

飯豊朝日登山者情報 - 登山者情報1104号

18:54携帯電話が鳴った。発信者を見ると町民課のTH、遭難だろう。「ダイグラ尾根で転落、同行していた妻が飯豊山壮に下山して通報」

遭難者は65歳男性、妻と二人で弥平四郎口から入山、11日は祓川山荘、12日に本山小屋に宿泊し、13日にダイグラ尾根を下山した。発生時刻は分らないが、逆算していくと16:00~16:30頃と考えられる。

妻の前を歩いていた夫が、突然に左(桧山沢側)の急峻な藪に転落した。登山道から5m下に止まっていた彼に妻は近付いたが、彼の意識は朦朧としており(彼にはこの前後の記憶が欠損している)、握力もなく、自力では這い上がれない状態だった。

脇に岩溝があり、そこに落ちたら大事になると妻は必死になったが、彼を引き上げることはできなかった。そこでザックが邪魔なのだろうと考え、ザックを外し登山道まで上げた。しかし彼はさらに5m転落した。

妻が再度下降を試みるが、岩が出てきたので自分では無理と判断し、二つのザックを登山道に残し、単身で飯豊山壮に救助を求めた。

遭難者によると、救助隊が到着する間は時間的感覚がなく、幻聴があった。筋肉に力が入らず、落ちて行くことを止めることはできなかったとのことである。

青森:乗鞍岳で男性行方不明

Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - 24時:乗鞍岳・男性遭難で警察など捜索 /青森

十和田市の乗鞍岳(標高約1449メートル)山頂付近で、大阪府寝屋川市早子町、書店経営、吉見正さん(55)が遭難したと、13日午後5時50分ごろ、一緒に登っていた60代の男性友人から110番通報があった。14日朝から警察、消防などが捜索したが吉見さんは見つからなかった。15日午前7時から捜索を再開する。

吉見さんは、男性と2人で、13日午前8時45分ごろ、猿倉岳登山口から乗鞍岳山頂に向かい、同午後0時40分ごろに頂上に到達。男性を先頭に下山を始めたが、吉見さんがいないことに気づき、山頂まで引き返したが見つけることができず、下山して110番通報した。

青森乗鞍岳で遭難の男性は無事 - 社会ニュース : nikkansports.com

青森県十和田市の乗鞍岳に登山し、13日から行方不明だった大阪府寝屋川市早子町、書店経営吉見正さん(55)から15日午前、自力で下山したと十和田署に連絡があった。吉見さんはけがなどはなかった。

同署によると、吉見さんは13日午後、男性の友人と2人で下山途中、先を歩いていた友人を見失い、竹やぶに迷い込んだ。2日間近く、持っていた水とわずかの食料でしのぎながら、昼間に下山を続けた。捜索のヘリコプターには気付かなかったという。

南八甲田の不明男性が自力下山/Web東奥・ニュース20070815114357

吉見正さん(55)は、十五日午前十一時すぎ、猿倉温泉に自力下山し、同署に電話で無事であることを連絡した。

山形:飯豊山下山中に転落しケガ

山形新聞ニュース - 飯豊山下山中に転落、けが 小国署員ら救助に向かう

笹本さんは同日午後5時ごろ、妻とともに飯豊連峰の大嵓(だいぐら)コースを歩いて下山していたところ、登山道から約8メートル下のやぶに転落。妻は救助できず、飯豊山荘まで下山して通報した。

山形新聞ニュース - 飯豊山で男性転落、けが 救助、無事下山

13日午後6時20分ごろ、小国町の飯豊山から下山中の埼玉県越谷市恩間、会社役員笹本修三さん(65)が登山道から転落してけがをしたと、同行した妻から小国署に通報があった。同署員と飯豊朝日山岳遭難対策委員会山岳遭難救助隊の計9人が捜索に向かい、約3時間20分後に救助、笹本さんは歩行可能で無事下山した。

北ア:有峰で男性転倒骨折

NHK富山のニュース - 有峰の山で転倒した男性重傷

13日の午後3時ごろ、富山市旧大山町の有峰の標高およそ2000メートルの真川とシンノ谷が合流する付近で、大阪・東大阪市の自営業、朝井康晴さん(51)が丸太に足を滑らせて転倒し、右足首を痛めました。朝井さんは仲間に助けられ、おとといは近くのテントに泊まりましたが、14日になっても症状が回復しなかったことから午後5時ごろ、県の消防防災ヘリコプターによって救助されました。

病院での診断の結果、朝井さんは右足首の骨を折る大けがをしているということです。富山南警察署によりますと、朝井さんは8月11日から友人6人と山に入っていたということです。

福島:只見・浅草岳で男性病死

Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - 24時:只見・登山中の男性が死亡 /福島

13日午後0時半ごろ、只見町の浅草岳(標高1586メートル)中腹の登山道で、男性が倒れているのを別の登山客が見つけ、ヘリで病院に搬送されたが約3時間後に死亡した。死因は急性心筋こうそくで、脱水症状が一因とみられる。

河北新報ニュース 下山途中に倒れ男性死亡 福島・只見の浅草岳

13日午後零時半ごろ、福島県只見町の浅草岳(1585.5メートル)中腹の登山道で、仙台市青葉区愛子中央2丁目、共産党宮城県委員会職員田中裕さん(60)が倒れているのを登山客が見つけ、119番した。田中さんは県防災ヘリで会津若松市内の病院に運ばれたが、死亡が確認された。

南会津署の調べでは、田中さんはこの日午前、1人で入山し、下山途中に倒れたとみられる。死因は急性心筋梗塞(こうそく)だが、田中さんには特に持病はなかったという。帽子と長袖シャツ、長ズボンを着用し、飲料水も持っていた。

只見町の浅草岳で登山の男性死亡 - 福島県内ニュース - KFB福島放送

一方、体温が平常時よりも高いなど熱中症の症状も見られたという。

現場は山頂から田子倉駅登山口方面に約1時間程度下った場所だった。

福島地方気象台によると、只見町の13日の最高気温は午後零時10分に33・1度だった。

北ア:黒部源流で男性が転倒骨折

KNB NEWS|KNB WEB - 黒部源流で登山者が転倒、骨を折る大けが

13日午前8時半ごろ、富山市旧大山町の標高およそ2400メートルの北アルプス「三俣山荘」からおよそ30分ほど下った黒部源流地点の登山道で長野県長野市の医師、岩澤幹直さん(52歳)が石につまづき転倒しました。

岩澤さんは県警ヘリで救助され、富山市民病院へ運ばれましたが右足の骨を折る大けがをしました。

県警山岳警備隊では「中高年が転倒して骨折する事故や、高山病での救出要請が多いため、無理をせず、自分にあった余裕のあるコースを選び、スポーツドリンクなどで水分を十分に摂るようにしてほしい」と注意を呼びかけています。

北ア:北穂高岳で男性100m滑落も軽傷

24時:北ア・県警航空隊、1000人目を救助 /長野:MSN毎日インタラクティブ

13日午前7時50分ごろ、北アルプス北穂高岳(3106メートル)で、大阪府松原市の無職の男性(58)が登山道から約100メートル滑落。頭や足などに軽傷を負い、県警ヘリで松本市内の病院に運ばれた。県警航空隊の救助者は80年8月の同隊創設以来1000人目

信濃毎日新聞[信毎web] 県警航空隊の救助者通算千人に 山岳遭難救助が8割

県警地域課航空隊が県警ヘリコプターで救助した人が、13日で千人に達した。同隊にヘリが実働配備された1981年5月からの累計。同日、北ア北穂高岳で滑落や脱水症状による歩行困難で2人が救助された。近年は中高年の登山人気を受け、山岳遭難でのヘリ出動が増えている。

千人の内訳は、山岳遭難者が831人、大雨や土砂災害などの被災者125人、救急患者40人、水難者4人。

2007年8月12日日曜日

北ア:北穂高岳付近で滑落死2件

信濃毎日新聞[信毎web] 北ア・北穂高岳付近で2件の滑落 男性2人が死亡 - 標高

午前7時10分ごろ、北穂高岳と南岳の間にある大キレットの長谷川ピーク付近で単独登山をしていた男性が稜線(りょうせん)から約100メートル滑落。通り掛かった登山者が見つけて110番通報し、県警ヘリなどで病院に運ばれたが、約2時間半後に死亡した。

時事ドットコム:北アルプスで滑落事故相次ぐ=東京都の男性2人死亡−長野

午前7時10分ごろ、北穂高岳と南岳(3032メートル)の中間にある「大キレット」で、単独登山中の東京都西東京市保谷町、会社員森谷勉さん(61)が稜線(りょうせん)から約100メートル滑落した。目撃した登山者が110番し、森谷さんは県警ヘリコプターで松本市内の病院に運ばれたが、死亡が確認された。

信濃毎日新聞[信毎web] 北ア・北穂高岳付近で2件の滑落 男性2人が死亡 - 標高

午前8時すぎには、北穂高岳東稜で、仲間2人と登山中だった東京都世田谷区の会社役員小林一政さん(58)が約50メートル滑落、近くを通った登山者がパトロール中の県警山岳救助隊員に通報した。小林さんは県警ヘリなどで病院に収容されたが、約2時間後に亡くなった。

Yahoo!ニュース - 産経新聞 - 北穂高岳東稜で男性が滑落死

登山者が近くをパトロール中の長野県警山岳救助隊員に通報し、小林さんは県警ヘリで長野県松本市内の病院に収容されたが、脳挫傷のため約2時間後に死亡した。

北ア:奥穂高岳で男性滑落・軽症

海、山で14人死亡し2人が行方不明 - 社会ニュース : nikkansports.com

岐阜県高山市の北アルプス・奥穂高岳では東京都八王子市の会社員小山裕済さん(36)が滑落、ひざに打撲などの軽傷を負った。

三重:鎌ケ岳登山の男女2人行方不明後、男性死亡

Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - <遭難?>三重・鎌ケ岳登山の男女2人戻らず 捜索開始

9日に三重県四日市市水沢の宮妻峡から鎌ケ岳(1161メートル)に日帰り予定で登山した登山仲間の津市半田、無職、森本恒夫さん(79)と同市久居持川町、会社員、大岩ひで子さん(59)の2人が12日になっても帰宅せず、三重県警は遭難の可能性があるとみて同日捜索を始めた。

森本さんは山登りのベテランでハイキングや登山大会を主催している「津峠の会」(津市半田)の会長を務めている。

Yahoo!ニュース - 読売新聞 - 三重・鎌ヶ岳に登山、59歳女性と79歳男性が行方不明に

9日早朝、日帰りの予定で同市水沢町の宮妻峡から鎌ヶ岳に向かったが、同日夜「帰れない」、翌10日朝に「きょう帰る」と、大岩さんから家族に携帯電話で連絡があった。しかし、そのまま帰宅せず、携帯電話もつながらなくなったことから、大岩さんの家族が11日夕方、警察に届けた。同コースは急斜面を登るなどの難所があり、初心者には難しいコースという。

中日新聞:海や山で遭難相次ぐ 三重・四日市で男女死傷、滑落か :社会(CHUNICHI Web)

十三日午前七時五分ごろ、三重県四日市市水沢町の宮妻峡キャンプ場付近の山中で、九日に登山に出掛けたまま行方不明になっていた津市半田、無職森本恒夫さん(79)と同市久居持川町、会社員大岩ひで子さん(59)が倒れているのを同県警四日市西署などの捜索隊が見つけた。二人は県警航空隊のヘリコプターで四日市市内の病院に運ばれたが、森本さんは既に死亡、大岩さんは意識はあるが衰弱が激しいという。

二人が発見されたのはキャンプ場の北西約六百メートルの山中で、登山道から約五十メートル下の谷。下山途中に滑落したらしい。森本さんの死因は低体温による衰弱死。

調べでは、二人は九日午前八時ごろ、宮妻峡の登山口から入山、三重・滋賀県境の鈴鹿山脈の水沢岳(一、〇三〇メートル)から鎌ケ岳(一、一六一メートル)を登り、午後五時ごろ下山予定だった。

Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - <登山遭難>不明の男性死亡発見 女性も衰弱 三重・鎌ケ岳

13日午前7時5分ごろ、三重・滋賀県境の鎌ケ岳(三重県菰野町、1161メートル)に日帰り登山に行った津市半田、無職、森本恒夫さん(79)と同市久居持川町、会社員、大岩ひで子さん(59)が、同県四日市市水沢町の宮妻峡キャンプ場駐車場北西約600メートルの沢で倒れているのを、同県警などの捜索隊が発見した。森本さんは死亡。大岩さんは衰弱しており、同市内の県立総合医療センターに搬送された。

捜索隊に加わった三重県山岳連盟副理事長、根本幹雄さん(54)によると、大岩さんは「道に迷い、登山道から外れた道を宮妻峡に向かったが、途中がけから約15メートル下の沢に落ちた」と話していたと言う。

中日新聞:鎌ケ岳遭難事故「普通の登山道も危険」 関係者、中高年愛好家に警告:三重(CHUNICHI Web)

森本さんは津市久居持川町、会社員大岩ひで子さん(59)と二人で、九日午前八時ごろに宮妻峡の登山口を出発。水沢岳(一、〇三〇メートル)から鎌ケ岳を登り、午後五時に宮妻峡に戻ってくる計画を立てていた。同署によると、通常五−六時間で回れるコースで、計画に無理はなかったという。ただ二人の捜索にも参加した県山岳連盟理事長萩真生さん(53)は「九日は気温が高く体力の消耗も激しかったのだろう」と推測する。

途中で夜を迎えた二人は、岳峠付近で野宿したとみられる。明るくなるのを待ち下山しようという冷静な判断だったが、十日、宮妻峡キャンプ場北西約六百メートルのカズラ谷で、約二十五メートルのがけから森本さんが滑落。助けようとした大岩さんも落ち、森本さんは低体温による衰弱で死亡。大岩さんも腰の骨を折るなど全治一カ月の重傷を負った。

大岩さんは動けなくなり、沢の水を飲むだけで三日を過ごし、十三日午前七時五分ごろ、捜索隊に発見された。

Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - 鎌ケ岳の遭難:「市民登山広めた」 森本さんの死悼む声 /三重

登山歴が長ければ技術があるかというとそうではない。今回のケースはどうだったのか。

山道を行く 【遭難カルテ138】 鈴鹿・鎌ケ岳で2人死傷

些細なことかもしれませんが、疑問がひとつ。
女性の家族への連絡についてです。
時系列で整理すると
9日午後6時半ごろ→「帰れない」「友人の家に泊まる」
10日午前5時40分ごろ→「これから帰るので食事の用意をしてほしい」
以上から、少なくとも10日早朝時点では2人とも無事であったことが伺えます。
疑問に思うのは「友人の家に泊まる」です。
この言葉、複数の報道機関が報じていましたが、触れていないところもありました。
もちろん、これ以上の会話があったことは間違いないと思います。

家族に心配をかけないために出てきた言葉だったのでしょうか。。。。。
少なくとも、現在位置や体調など、なるべく詳細に伝えておくべきだったのではないでしょうか。
そうした内容の会話があれば、それも報じられていたことと思います。

北ア:白馬岳で落石により頭部負傷/針ノ木岳で足を踏み外し骨折

asahi.com:北アルプスで事故 登山客2人死亡、2人けが 長野 - 社会 - 針ノ木岳

白馬岳の白馬小雪渓の上にある花畑に通じる登山道では、千葉県市原市の女性会社員(58)が左頭部に落石を受けて軽傷。

針ノ木岳山頂付近では、東京都杉並区清水1丁目、会社員高野剛さん(46)が足を踏み外して左足首を負傷、歩行困難で骨折の疑いがある。

Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - 滑落:北アルプスなどで事故相次ぐ 2人が死亡 /長野

大町市平の北ア鉢ノ木岳(2821メートル)の山頂付近では、同日午後2時半ごろ、東京都杉並区清水の会社員、高野剛さん(46)が登山中に足を踏み外し、左足の骨を折る重傷を負った。

ぐうたらのんすけのひとりごと : 白馬岳で見た事故

雪渓を登り終えた後、上空にガスがかかってしまったんですが
ヘリが上空を何度も飛んでいる音が聞こえていました。
荷揚げかな?と思っていたのですが違いました。

落石があたり耳から血を流している女性を、
山岳救助隊の方が手当てしていました。
(意識はあったようです)

先ほどのヘリの音は、その方を救助するためだったようです。
シーバーで下からヘリに場所を告げているのですが、
ガスで思うようにヘリが近づけません

救助のジャマになっても悪いので、
私たちはその場を立ち去りました。

そのうち救助隊の方がケガした女性を
小屋まで背負っていくことにしたようです。
「どいてください!」という声と共にスゴイ勢いで登ってきます。

しばらくすると、ガスが薄くなり
ガスがはれたのです

その瞬間ヘリがやってきて
あっという間に救助されました。

一瞬のスキをずーっと狙って待機していたヘリの見事な救出。
女性の無事を願わずにはいられません。


京のポンポン山さんよりコメントでニュースソースいただきました。
女性は軽傷で無事だったようです。
(情報ありがとうございました)

登山は、危険が伴うスポーツであることを再確認。
こういった救助は、何人もの救助隊の方々により行われること
いろいろ考える良い機会となったのでございました。

登山以外の遭難事故:2007年8月

Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - <滑落死>キノコ採りの79歳男性、足滑らせ沢に転落 栃木

12日午前7時ごろ、栃木県日光市独鈷(どっこ)沢で、同県塩谷町の無職、金子栄之助さん(79)が斜面で足を滑らせ、約30メートル下の沢に転落した。県の防災ヘリが救助したが、頭を強く打っており約4時間後に死亡が確認された。

安達太良山遊歩道で中学生が沢に転落、重傷 - 福島県内ニュース - KFB福島放送

7日午前9時ごろ、二本松市永田字長坂の国有林内の安達太良山遊歩道で、千葉県柏市の中学2年西田翔君(13)が足を滑らせて約5メートル下の沢に転落した。

西田君は県の消防防災ヘリで福島市の福島医大付属病院に搬送されたが、頭の骨などを折り全治1カ月の重傷。

Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - 滑落:北アルプスなどで事故相次ぐ 2人が死亡 /長野

10日午後0時50分ごろ、長野市戸隠の荒倉キャンプ場付近の林道では、男性の親子2人が約100メートル下に滑落。父親は防災ヘリで救助され、負傷していたため病院に運ばれた。息子は発見されておらず、捜索が続いている。

女性が一時行方不明 伊吹山のイベント|滋賀|地方|Sankei WEB

5日午後3時ごろ、米原市の伊吹山で大阪市の店員、野々村孝子さん(24)の「行方が分からなくなった」と、野々村さんの友人から米原署へ通報があった。同署がヘリ1機を飛ばすなどして捜索したところ、午後7時ごろに伊吹山の4合目付近で下山中の野々村さんを発見、保護した。野々村さんにけがはなかった。

中日新聞:海山で7人死亡3人不明 残暑、水泳や登山中に:社会(CHUNICHI Web)

福島県南会津町では、キノコ採りに来た栃木県日光市の無職角田幸夫さん(73)が死亡した。急斜面で転落したとみられる。

キノコ採りの男性が滑落死/南会津 - 福島県内ニュース - KFB福島放送

19日午前11時5分ごろ、南会津町助木生の町道脇の側溝に、栃木県日光市今市、無職角田幸夫さん(73)が倒れているのを通行人が発見し、南会津署舘岩駐在所に通報した。

角田さんは会津若松市の病院に搬送されたが、頭を強く打っており、死亡が確認された。

調べでは、現場は352号国道から木賊温泉方面に県道などを約2キロ入った三仏沢山の東側山ろく。

角田さんは急斜面でキノコ採りをしていた際に、足を滑らせて約10メートル下の町道脇に落ちたらしい。

南ア:滑落事故相次ぐ

Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - 滑落:南アルプスで相次ぐ 巡回と登山指導始める−−静岡中央署 /静岡

今月7日と8日、同市北部の南アルプス山系で、登山していた男性が滑落する事故が連続発生。ともに命に別状はなかったが、一歩間違えば命を落とす危険もあったという。

東京新聞:南アルプスで県内男性滑落 無事救助:山のニュース(TOKYO Web)

八日午前九時二十分ごろ、静岡市葵区田代の南アルプス南岳(標高二、七〇二メートル)の山頂付近で、三浦市の無職戸田行位さん(67)が滑落したと、登山者を通じて静岡中央署に通報があった。

静岡県警ヘリが約一時間半後に戸田さんを救出し、静岡市内の病院に収容した。戸田さんは全身打撲を負った。

調べでは、戸田さんは同日午前八時半ごろ、同行者一人と南岳山頂近くを登山中に稜線(りょうせん)から滑落した。

岩手:花巻市・豊沢川支流・寒沢川で沢登りのパーティ無事下山

IBC NEWS:沢登りの男女4人 自力下山[11:36]

きのう花巻市で沢登りに出かけた男女4人のグループが夜になっても戻らず、警察などが捜索していましたが、けさ自力で下山し全員無事でした。

無事見つかったのは花巻市の50代から60代の、男性3人と女性1人の合わせて4人のグループです。4人はきのう午前8時ごろから花巻市の豊沢川支流で寒沢川の上流にある滝を目指して沢登りをしていたもので、午後4時に下山する予定でしたが夜になっても連絡が無かったことから警察などで捜索を行なっていました。そしてきょう午前5時すぎ、車を置いていた沢の登り口に全員が自力で下山しました。4人はいずれも登山歴35年以上のベテランでけがもなく元気ということです。4人は沢登りのルートが崩落などで荒れていて時間がかかったためテントを張り、一夜を過ごしたということです。

谷川:大倉沢で滑落の男性を救助

Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - NEWSスポット:谷川岳で遭難、重傷の男性を救助 /群馬 - 大倉沢

12日午前11時5分ごろ、みなかみ町湯桧曽の谷川連峰大倉沢で滑落、遭難していた千葉県市川市南行徳、団体職員、男性(33)が県警ヘリに救助された。頭蓋骨(ずがいこつ)骨折などの重傷。久さんは11日午後1時ごろ、仲間2人と大倉沢を登り始めたが足を滑らせ約5メートル下の岩場に転落。仲間の1人が携帯電話で救助を求めていた。

2007年8月11日土曜日

北ア:奥穂高岳梯子場で夕方に男性滑落

東京新聞:[岐阜]北アで負傷の男性救助:山のニュース(TOKYO Web)

11日午後5時20分ごろ、高山市奥飛騨温泉郷神坂の北アルプス・奥穂高岳梯子場を登山中の東京都八王子市狭間町、会社員小山裕済さん(36)が石につまずいて3メートルほど転落した。登山客が穂高岳山荘(神坂)に連絡し、同山荘に常駐する県警山岳警備隊員が山荘まで運んだ。小山さんは顔などに擦り傷を負う軽傷。自力では下山できず、12日午前、県警ヘリなどで同山荘から病院まで搬送した。

福島:安達太良山で男性が行方不明

[9人死亡、6人不明 水難や山の事故相次ぐ] / 社会 / 西日本新聞

福島県・安達太良山では登山客の男性と連絡が取れない状態となった。

安達太良の不明男性を無事保護 - 福島県内ニュース - KFB福島放送

二本松市永田字長坂の安達太良山に登山中に行方不明になっていた埼玉県志木市、無職森田邦雄さん(76)は12日午前5時40分ごろ、捜索中の二本松署員に無事保護された。

同署の調べでは、森田さんの携帯電話で連絡が取れた同署員が、高速ゴンドラの山頂駅付近で自力下山中の森田さんを確認した。

森田さんは11日午後に山頂付近から、別の登山者の後について下山中に途中ではぐれ、マツの樹海に迷い込んだという。

水は持っていたが食料は持参しておらず、半袖シャツの軽装。

林の中でシートにくるまって野宿したという。

2007年8月10日金曜日

北ア:前剱から下山中、足を滑らせ骨折

KNB NEWS|KNB WEB - 北アルプスでけが人相次ぐ

10日午後1時すぎ、若命さんは所属する山岳会のメンバー5人と共に剱岳の前剱頂上から下山を始めたところ、標高約2800メートル付近の岩場で足を滑らせて約2メートル下に転落し、左腰を強く打って動けなくなりました。

一緒に登山をしていた同僚が剱沢小屋に救助を求め、若命さんは県警ヘリで病院に運ばれました。

若命さんは左腰の骨を折る大けがだということです。

北ア:薬師沢で転倒し骨折

KNB NEWS|KNB WEB - 薬師沢で登山者肋骨を折る大けが

10日午前6時ごろ、標高およそ1900メートルにある「薬師沢出会い」近くで、薬師沢から水晶岳へ向かっていた東京都世田谷区の飲食店経営、志賀待子さん(57)が黒部川の川原で足を滑らせて転び左わき腹を強く打ちました。

志賀さんは県警ヘリで病院に運ばれ、左の肋骨を折る大けがと分かりました。

KNB NEWS|KNB WEB - 北アルプスでけが人相次ぐ

大分:由布市の黒岳で遭難の男性無事

TOSニュース|TOSテレビ大分 - 黒岳で64歳男性 遭難

由布市の黒岳に8日から登っている男性が道に迷い警察などが捜索を行っています。男性は携帯電話を持っていて、けがはない模様です。

TOSニュース|TOSテレビ大分 - 黒岳 64歳男性遭難 無事発見

由布市の黒岳で8日から遭難していた男性が9日夕方、無事に発見されました。疲れはありますが大きなケガはないもようです。

南ア:北岳で高山病?

最新ニュース - 北岳で急病人救出

9日午後11時ごろ、南アルプスの北岳を登山していた京都市の無職女性(68)が呼吸困難を訴えていると、北岳山荘から南アルプス署に救助要請があった。10日午前7時すぎに県警ヘリ「はやて」が救助し、甲府市内の病院に搬送した。

同署の調べによると、女性は8日に広河原から登山を開始し、白根御池小屋に宿泊。9日午後3時ごろ北岳山荘に到着したときには呼吸困難な状態になっていた。肺に水がたまる肺水腫とみられるという。

2007年8月7日火曜日

南ア:北岳山頂付近から大学生滑落

Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - <滑落死>立大パーティーの男性 山梨・北岳

6日午前7時ごろ、山梨県南アルプス市の北岳(標高3193メートル)の山頂付近で、「男性登山者が滑落した」と、近くの北岳山荘の職員が県警南アルプス署に通報した。

調べでは、男性は立教大パーティーの1人で、同山荘に常駐している医師が確認したところ、既に死亡していたという

Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - <北岳滑落>死亡男性は埼玉・川越の立大生 山梨

柳沢さんは6日午前6時50分ごろ、北岳から間ノ岳に向かう途中、登山道から約300メートル滑落し、全身を強く打ち死亡した。

最新ニュース - 埼玉の大学生 北岳で滑落

大学生は山頂から北岳山荘に向かう登山道でバランスを崩し、滑落した。1−15日の日程で、大学の登山サークルの仲間6人と南アルプスを縦走する計画で入山。計画書によると6日は北岳に登頂した後、間ノ岳を経由して農鳥小屋に向かう予定だった。

2007年8月6日月曜日

北ア:前穂高岳・重太郎新道で転倒骨折

事故:北ア・前穂高岳で女性が骨折 /長野:MSN毎日インタラクティブ

6日午前11時ごろ、松本市の北ア・前穂高岳(標高3090メートル)の重太郎新道約2700メートル地点で、福井県鯖江市船津町、パート、若林なみ子さん(59)が下山中に岩の段差でバランスを崩した。若林さんは県警ヘリで市内の病院に搬送されたが、右足首を骨折する重傷を負った。

滋賀:比良山系・白滝谷付近で滑落

東京新聞:[岐阜]山岳遭難者を救助 比良山系・白滝谷付近:山のニュース(TOKYO Web)

6日午前10時ごろ、大津市葛川坊村の比良山系・白滝谷付近の沢で、各務原市蘇原柿沢町、薬剤師男性(81)が倒れているのを京都市の登山客(64)が発見、約1時間30分後に葛川駐在所に届けた。約1時間後、県防災ヘリが男性を救助し、市内の病院に搬送した。男性は腰の骨などを折り、重傷。

 大津北署によると、男性は5日朝に自宅を出発。JR湖西線蓬莱駅から葛川坊村を目指し、日帰りの登山を開始した。夕方、丸太橋をわたっていた際に足を滑らせ、約10メートル下の沢に転落したという。

2007年8月5日日曜日

北ア:前穂高岳・A沢付近で落石、信大生死亡

信濃毎日新聞[信毎web] 北ア前穂高岳で落石事故 信大生1人が死亡

4日午後3時半ごろ、北アルプス前穂高岳(3、090メートル)南方のA沢付近で、地質調査のため登山中だった松本市岡田松岡、信大理学部地質学科4年の相馬正宏さん(21)が顔面に落石を受けた。5日午後、県警ヘリコプターで同市内の病院に運ばれたが、脳挫傷などで死亡が確認された。

相馬さんは、地質学科の男性教授1人と学生5人のパーティーで、3日に上高地から入山。標高約2800メートル付近で、直径約20センチの石が当たった。学生たちは現場でビバーク、教授が下山し妻を通して110番通報した。

前穂高岳で地質調査の大学生が落石で死亡 - 社会ニュース : nikkansports.com

相馬さんは信州大のグループ6人(教授1人、学生5人)で3日に入山。4日午後3時半ごろ、相馬さんが標高約2800メートル付近で直径約20センチの落石を顔面に受けて動けなくなった。仲間が携帯電話で救助を求めていた。

Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - <北アルプス>前穂高岳で大学生に落石直撃、死亡

長野県松本市の北アルプス前穂高岳(標高3090メートル)の「A沢」(約2800メートル地点)で4日午後3時半ごろ、同市岡田松岡、信州大4年、相馬正宏さん(21)が落石を顔に受けて動けなくなったと、同行していた同大教授から家族を通じて110番通報があった。天候が回復した5日午後、県警ヘリが相馬さんを救助し市内の病院に搬送したが、頭を強く打っており死亡が確認された。

南ア:甲斐駒ヶ岳・六方石で転倒し歩行困難

最新ニュース - 甲斐駒ケ岳でけが、女性救助

4日午後1時50分ごろ、北杜市白州町の甲斐駒ケ岳(標高2,967メートル)で、登山者から「けがをして歩けない仲間がいる」と北杜署に通報があった。けがをしたのは東京都小平市の女性(70)で、県防災ヘリ「あかふじ」が救助。韮崎市内の病院に搬送したが、左足を骨折したもよう。

同署の調べによると、女性は仲間3人と甲斐駒ケ岳を登山中、山頂手前約500メートルの六方石の登山道で転倒、歩行困難となった。

2007年8月4日土曜日

南ア:甲斐駒ヶ岳で転倒、ヘリで救助

24時:北杜・甲斐駒ケ岳の女性登山者がけが /山梨:MSN毎日インタラクティブ

4日午後1時50分ごろ、北杜市白州町白須の甲斐駒ケ岳(2967メートル)の山頂付近で、東京都小平市の中川みどりさん(70)が転倒した際に左足をけがをして歩けなくなったと、一緒に登山していた男性が通報した。

現場は、山頂の南西約500メートル付近の登山道。

奈良:稲村ヶ岳で中学生転落

asahi.com:天川村で事故相次ぐ-マイタウン奈良

4日午後1時25分ごろ、奈良県天川村洞川の稲村ケ岳(標高1726メートル)で山小屋を管理する女性から「子どもが登山道から転落した」と、119番通報があった。

中吉野署の調べによると転落したのは大阪府守口市の中学1年、山本剛史さん(12)。父親と2人で稲村ケ岳の山頂近くでキャンプをするため登山している途中、道から約40メートル転落した。

父親が近くの山小屋に助けを求め、和歌山県の防災ヘリが救助。奈良県橿原市の県立医大病院に搬送した。山本さんは全身を強く打ち、頭部と耳に切り傷を負ったが、命に別条はないという。

2007年8月2日木曜日

北ア:槍ヶ岳・北鎌尾根で転倒骨折

北アルプスで福岡の女性重傷 - 社会ニュース : nikkansports.com

2日午前9時半ごろ、長野県の北アルプス・槍ケ岳(3180メートル)の北鎌尾根で、福岡県行橋市中津熊、自営業山中秀美さん(50)が、けがで歩けなくなったと、同行していた友人が山小屋に救助を求めた。長野県警ヘリが救助したが、右手首骨折の重傷。

大町署の調べでは、山中さんは1日午後1時ごろ友人と2人で登山中に転倒。夜はビバークしたが、2日朝になって痛みが増し歩けなくなったという。

北ア:剱岳で転倒で怪我2件

KNB NEWS|KNB WEB - 剱岳で登山者が転んで骨折

1日午前9時ごろ剱岳の標高およそ2900メートルの平蔵の頭付近の鎖場を登山中だった宮城県仙台市の無職、山岸ムツミさん(59)が転んで手を突きケガをしました。

1日午前11時前、同じく剱岳の標高およそ2700メートルにある前剱付近で、広島県福山市の無職、野田知代さん(70)が単独で下山していたところバランスを崩して転び、右手にケガをしました。