2012年6月11日月曜日

装備が不十分?富士登山の男性死亡 - 読売新聞



装備が不十分?富士登山の男性死亡
読売新聞
県警山岳遭難救助隊が10日午前9時15分頃、倒れている男性を発見したが、既に死亡していた。 同署の発表によると、男性は埼玉県越谷市谷中町、会社員中川修さん(36)。死因は調査中。中川さんは軽装に運動靴のような靴を履き、ピッケルなど十分な登山装備も持っていなかったとみられる。
富士山、遭難男性の死亡確認(静岡県)日テレNEWS24
富士山7合目付近に男性遺体 山岳遭難救助隊が発見(2012/6/ 8静岡新聞社

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2012年5月23日水曜日

北アルプス遭難死者計8人 全員60~70代 - 信濃毎日新聞


信濃毎日新聞


北アルプス遭難死者計8人 全員60~70代
信濃毎日新聞
大型連休後半の4日から5日にかけ、北アルプスで中高年の山岳遭難が相次いだ。県内では白馬(しろうま)岳(2932メートル)近くで北九州市の医師らのパーティーの男性6人全員が死亡した他、爺ケ岳(2669メートル)で女性1人が死亡した。岐阜県側の涸沢岳(3110メートル)でも、男女6人のパーティーが遭難し、男性1人が死亡した。

 死亡した男性6人は5日午前8時ごろ、白馬岳北方の三国境近くの尾根上に倒れているのを別の登山者が発見。県警ヘリコプターで収容されたが、全員の死亡が確認された。死因はいずれも低体温症。

 大町署によると、死亡したのはいずれも北九州市在住で開業医の岡崎薫さん(75)、政所(まんどころ)良治さん(78)、三島斎(ひとし)さん(75)、井上義和さん(66)と、獣医師の村井正和さん(63)、自営業の角田重雄さん(63)。

 同署によると、6人は2泊3日の予定で北安曇郡小谷村の栂池高原から3日に入山。4日は白馬岳の白馬山荘に泊まる予定だったが到着せず、連絡が取れなくなっていた。

 4日の白馬岳一帯は午後になって吹雪になり、午後4時には気温は氷点下2度まで下がった。6人は軽装で、風雪をしのぐテントなどはなかったとみられる。

 一方、爺ケ岳では、登山者が5日午前6時50分ごろ、意識を失い倒れている女性を見つけ、近くの山荘を通じて同署に通報。女性は大町市内の病院に搬送されたが、死亡が確認された。同署によると、死亡したのは大阪市の会社員宗和住摩子(そうわすまこ)さん(62)。死因は低体温症とみられる。登山者カードによると、1泊2日の予定で4日に扇沢から入山していた。

 涸沢岳では4日夜、福岡県の男女6人のパーティーが遭難。うち同県大牟田市の無職吉野和記さん(71)が低体温症で死亡した。残る5人は命に別条はない。

 この他、槍沢の1700メートル付近では5日午前7時半ごろ、栃木県佐野市の会社員男性(35)が積雪の登山道で滑って転び、右足の骨を折る重傷。小蓮華山(2766メートル)山頂付近では午前6時ごろ、6人パーティーで登山中だった和歌山県伊都郡の農業男性(64)が尾根から新潟県側へ約1キロ滑落し、顔に軽傷を負った。涸沢から奥穂高岳の登山道ザイテングラード上部(2800メートル付近)では午後2時半ごろ、名古屋市の会社員女性(48)が雪で滑って約150メートル滑落し、頭を切るなどのけが。午後5時ごろには、奥穂高岳を下山中の大阪市の会社員女性(48)が滑落。6日朝から救助を行う。



登山ブーム 遭難多発 中高年、10年で1.6倍西日本新聞
白馬岳遭難 死亡5人の身元確認 5月5日 21時58分NHK
北アで遭難相次ぎ8人死亡 6人は北九州のグループ日本経済新聞
中国新聞 -中日新聞 -読売新聞
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富士山頂で日食観察の男性遭難 富士宮署に通報 - 北海道新聞



富士山頂で日食観察の男性遭難 富士宮署に通報
北海道新聞
21日午前10時ごろ、富士山の山頂付近で、金環日食を観察するため登山したドイツ国籍の会社員アクセル・フランツさん(40)=三重県四日市市浮橋=が動けなくなったと、妻から富士宮署に通報があった。

 同署などが救助に向かったが、天候の悪化や日没で中断。22日朝から再開する。フランツさんはテントに入っており、21日午後4時半ごろ、妻に「元気で食べ物もある」と連絡があったという。

 同署によると、フランツさん夫妻は19日に入山。妻は6合目で引き返したが、フランツさんは7合目で1泊し、20日から山頂を目指していた。21日、妻に携帯電話で「寒さと疲れで動けなくなった」と連絡した。

日食見物のドイツ人男性、富士山頂で動けず読売新聞

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日食見ようと…富士山で遭難 ドイツ人ら2人を救助 - 朝日新聞



日食見ようと…富士山で遭難 ドイツ人ら2人を救助
朝日新聞
金環日食の観測目的で富士山に登り、山頂付近で遭難した三重県四日市市のドイツ国籍の男性(40)が22日午前6時半ごろ、静岡県警山岳遭難救助隊などに救助された。インターネットで日食を中継した大手家電メーカーのグループが残したテントに1人でとどまっていた。けがもなく、救助隊とともに下山した。

 また、同救助隊は山頂の別のテントで、遭難していた男性を新たに発見。京都府京田辺市の無職男性(61)で、金環日食の観測目的で登頂したという。

 静岡県警富士宮署によると、無職男性は雪に反射する紫外線で目が炎症を起こし、目を開けていられなくなる「雪目」の状態になっていた。20日午前6時に山梨県富士吉田側から登ったという。



"日食遭難"ドイツ人救助 富士山頂から自力下山MSN産経ニュース
富士山頂で日食待ち遭難のドイツ人男性、救助読売新聞
富士山で遭難、ドイツ人男性救助 別の遭難者も静岡新聞社
中国新聞
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落雷?で滑落、1人けが 北ア槍ケ岳 - MSN産経ニュース



落雷?で滑落、1人けが 北ア槍ケ岳
MSN産経ニュース
6日午前10時35分ごろ、北アルプスの槍ケ岳(3180メートル)山頂付近の山小屋から「下山中の男性が落雷で鎖から手を離して20メートルほど滑落し、けがをした」と長野県警松本署に通報があった。

 松本署によると、けがをしたのは東京都の39歳の男性。頭から出血しているが意識はあり、一緒に下山していた通報者の千葉県の男性(44)ら2人と、現場から歩いて約10分の山小屋まで自力で戻った。同署は、鎖を伝って下山していた3人の近くに雷が落ち、感電した男性が手を離したとみている。

 また、5日午後5時ごろ、長野県の北アルプス奥穂高岳のコブ屋根(2900メートル)から下山していた大阪市の会社員の女性(48)が滑落、胸を打って動けなくなり、一緒にいた知人の男性(54)が110番した。女性に意識はあるという。付近は悪天候でヘリが飛べず、松本署員らが地上から救助に向かっている。



2012年5月21日月曜日

遭難女性「行程半分に」と忠告受けていた - 日刊スポーツ



遭難女性「行程半分に」と忠告受けていた
日刊スポーツ
 8人が死亡した北アルプスの遭難事故で、単独登山中に爺ケ岳(2670メートル)山頂付近で意識不明で見つかり死亡した大阪市住之江区の宗和住摩子さん(62)が登山計画書を提出した際、山岳遭難防止対策協会の担当者から「行程が長すぎて危険だ」と指摘され、距離を半分以下にするよう計画変更を求められていたことが6日、分かった。

宗和さんは4日午前7時半ごろ、登山口にあたる長野県大町市の扇沢で、担当者の矢口正人さん(63)に「五竜岳まで行く」と話した。だが、五竜岳手前には稜線(りょうせん)が切り立った「キレット」と呼ばれる難所もあり、矢口さんは「雪が残るこの時期は、雪山のエキスパートでも非常に危険」と説明した。

矢口さんによると、雪道では、登山口から爺ケ岳を過ぎた冷池山荘まで約7時間、さらに山荘から鹿島槍ケ岳(2889メートル)を経て五竜岳(2814メートル)までは10時間超かかる。宗和さんはピッケルもテントも持っていない様子で、到達は不可能と判断して冷池山荘まで1泊2日の往復を勧めたところ、納得した表情を見せたという。

矢口さんは「最初に五竜岳と言われ、びっくりした。位置関係や時間配分などの知識はなかったのでは」と話した。


2012年5月6日日曜日

遭難:山菜採りの男性、防災ヘリが救助−−小林・七熊山 /宮崎 - 毎日新聞



遭難:山菜採りの男性、防災ヘリが救助−−小林・七熊山 /宮崎
毎日新聞

 3日午後8時10分ごろ、小林市須木の七熊山(928メートル)に山菜採りに行った綾町北俣、無職、河崎武夫さん(71)が「山から下山しない」と妻から110番があった。県警や地元消防が捜索し、県警ヘリが4日午前6時52分、山の尾根で手を振っていた河崎さんを発見。県の防災ヘリが救助した。けがはなく健康に問題ないという。
 小林署によると、河崎さんは3日午後、妻と山に入り、その後1人で頂上まで登ったという。午後5時半ごろ、妻に簡易無線機で「頂上にいる」という連絡が、それ以降連絡がとれなくなった。


浜松市の72歳、山で滑落し死亡 愛知・明神山 - 朝日新聞



浜松市の72歳、山で滑落し死亡 愛知・明神山
朝日新聞

 4日午前11時45分ごろ、愛知県東栄町の明神山(1016メートル)で、浜松市天竜区青谷、無職高林光男さん(72)が滑落したと一緒にいた家族から119番通報があった。高林さんは、愛知県の防災ヘリで同県豊橋市内の病院に搬送されたが、頭を強く打っており、まもなく死亡した。


 設楽署によると、現場は切り立った岩場。高林さんは、高さ3メートルのはしごを下りる際、足を踏み外し、斜面を15メートルほど滑り落ちたらしい。高林さんは、この日朝から孫ら3人と同山に登ったが、途中で疲れを訴え、下山途中だった。

北アルプス・穂高連峰、横浜の会社員が遭難か - 読売新聞



北アルプス・穂高連峰、横浜の会社員が遭難
読売新聞
長野県の北アルプス穂高連峰に入山した横浜市旭区、会社員白崎 吉矢 ( きちや ) さん(62)が、下山予定の1日を過ぎても戻らないとして、白崎さんの家族が2日夜、松本署に届け出た。 同署は3日から捜索を始めた。 発表によると、白崎さんは先月28日、単独で同県 ...
北アルプス穂高連峰で横浜の会社員不明MSN産経ニュース

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北アルプス:遭難者は中高年 問題点を専門家に聞く - 毎日新聞


NHK


北アルプス:遭難者は中高年 問題点を専門家に聞く
毎日新聞

悲劇が相次いだ中高年によるゴールデンウイーク(GW)の北アルプス登山。遭難の背景にある、この時期特有の北アルプスの危険性や遭難者の大半を占める中高年登山の問題について、専門家に聞いた。

 ◇急変しやすい天候

地元山岳ガイドらによると、GWの北アルプスは天候が急変しやすく、雪が滑りやすいなど危険が多い。
長野地方気象台によると、4日夕から夜にかけて寒気を伴った気圧の谷が上空を通過し、白馬岳周辺を含む広い範囲で雨が降った。上空3000メートル付近では約20メートルの強風が吹き、山頂や尾根筋はふぶいていたとみられる。
北アルプス・爺ケ岳周辺の山岳ガイドを務める大町登山案内人組合の遠山充事務局長(61)によると、4日は午後3時ごろからふもとでも雨風が強まってきたといい、「急に天気が崩れ、手持ちの装備や道具で雨風をしのげず、遭難したのでは」とみる。遠山さんは「この時期に軽装で来る登山客が時折いる。登山口で見かければ注意しているが、そのまま登ってしまう人も少なくない」と話す。

穂高岳周辺をガイドする上高地登山案内人組合の奥原宰(つかさ)組合長(56)は「5月は晴れれば雪の照り返しで夏山より暑く、ふぶけば冬山の装備が必要になる。一番難しい時期だ」と指摘する。「悪天候もあって想定以上に行程時間が延び、そのうち体温を奪われたのかもしれない」と話す。

 ◇中高年の登山に落とし穴

90年代から続く中高年の登山ブーム。故深田久弥氏の著書「日本百名山」に取り上げられた北アルプスなどの高山を目指す中高年登山者が増え、遭難事故は増加している。
登山医学に詳しい京都市の高折病院名誉院長、中島道郎さん(81)は「中高年は若者より皮下脂肪が少ないため体温を奪われやすい。服装に対する知識、準備が乏しいと遭難につながる」と話す。メンタル面でも要注意。中島さんは「年を取ると、悪天候でもこの機会を逃せばもうこの山に登れないのではといった心理が働く。無理せず行程を中止したり、引き返す勇気が必要だ」と注意を促す。
東京都の登山用品店「カモシカスポーツ」の営業部長、笹原芳樹さん(53)も「近年は70〜80代の愛好者も珍しくないが、体力がなくなっていることを自覚し、トレーニングを日々欠かさないようにしてほしい。日程も余裕を持ったものに」とアドバイスする。
日本登山医学会の増山茂事務局長(64)によると、寒さ▽暴風▽体がぬれる−−が低体温症発症の3条件といい、「みぞれでぬれて体熱を奪われるパターンが多いので、高齢者の場合は十分な準備が必要だ」と指摘する。
警察庁によると、10年の山岳遭難は1942件・2396人で統計がある1961年以降では最多だった。中高年ばかりでなく若い女性の「山ガール」ブームもあり、01年の1220件から約700件増加した。10年の遭難者の内訳は、75%以上が40歳以上の中高年で、55歳以上が1435人と全体の6割を占めた。都道府県別では長野県が最多の213件・231人だった。【川名壮志、平元英治、浅野翔太郎】


北アルプスで遭難相次ぎ8人死亡日刊スポーツ
天候急変の北アルプス、13人遭難し8人死亡読売新聞
北アで遭難相次ぎ8人死亡 6人は北九州のグループ日本経済新聞
中国新聞 -朝日新聞
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北ア・6人遭難死:雪上に倒れた登山者 九州から2泊3日 救助隊長「行程に余裕を」 /長野 - 毎日新聞



北ア・6人遭難死:雪上に倒れた登山者 九州から2泊3日 救助隊長「行程に余裕を」 /長野
毎日新聞

北アルプスの小蓮華山から白馬岳(2932メートル)に通じる登山道で4日にあった、60〜70代の男性6人パーティーの山岳遭難事故。捜索関係者は5日にヘリや地上からの懸命の捜索を展開したが、6人の死亡が確認された。4日には、北ア爺ケ岳でも大阪市の女性が遭難し、登山の危険性が浮き彫りになった。白馬岳周辺では、06年春にも小蓮華山の稜線上で3人が死亡、同年秋には7人パーティーが遭難して4人が死亡、08年夏には大雪渓で2人が死亡するなど遭難が相次ぐ。関係者からは無理な日程や天候の把握の不備などを指摘する声が上がった。【渡辺諒、福富智、巽賢司】


 ◆ヘリで6人を発見

 県警は5日午前5時半ごろから県警ヘリでの捜索を開始し、地上からも大町署員ら6人が栂池高原から現地に向かった。午前9時45分ごろ、県警ヘリが遭難した6人を発見し、救助活動を開始。6人中5人は遭難現場でまとまって見つかり、1人は数十メートル離れた場所にいたという。6人は雪上で倒れ込んだり、うずくまったりしていた。発見後、ふもとの白馬村内の北部消防署に県警ヘリで2人ずつ搬送。同署で医師が6人の死亡を確認し、大町署に搬送した。5日夕には遭難した6人の関係者が大町署に到着。同署を通じて「今は話せる状況にはない。静かに仏様と過ごさせてほしい」とのコメントを出した。


 ◆服装の不備を指摘
 6人の遺体状況を確認したという白馬村山岳遭難防止対策協会の降籏義道・救助隊長は「夏に近い服装で、この時期の九州の1000メートル級の山に行くような格好だった。手袋も防寒機能が欠けたものだった」と服装の不備を指摘した。加えて日程に余裕が無かったことも遭難の要因という。降籏さんは「九州から来るのに、なぜ2泊3日の予定を組んだのか。天候不順の時に行動しない予備日を設けるなど、余裕のある日程を考えるべきだった」と話した。



 ◆天候未確認で入山も

 また、多くの中高年が入山する登山ブームの中、今回のように天候も確認せずに入山するケースが増えているという。降籏さんは「携帯電話で簡単に天気を確認できる時代だが、それでは不十分で危険だ。天気図を読んで把握する必要がある」と苦言を呈した。さらに「北海道の大雪山系トムラウシでの遭難や、06年秋の白馬岳の遭難なども、天候を十分に把握して無かったことが原因と聞いている。天気が分かっていれば状況は変わっていたはずだ」と語気を強めた。
 白馬岳への登頂をあきらめ、遭難した6人と4日午後にすれ違ったという東京都の男性(63)は「『雨がぽつぽつ降り始めたので、私たちは引き返して来た』と6人に話しかけたが、反応はなかった。6人のうち1人がバテている様子で、心配していた。しばらくして、天候は崩れて、あられや風が強くなった」と当時の様子を振り返った。男性は「同じ山登りをする者として悔しい。装備がしっかりしていれば防げたはずだ」と残念がった。




軽装の登山者に厳しさ 極寒、風・雪も中国新聞

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[事件]【北アルプス遭難】長男「信じられない思い」 大阪の宗和さん、キリマンジャロ登頂にも成功(2012.5.5 20:49) - MSN産経ニュース



[事件]【北アルプス遭難】長男「信じられない思い」 大阪の宗和さん、キリマンジャロ登頂にも成功(2012.5.5 20:49)
MSN産経ニュース

 「山の怖さは十分知っていたはず。信じられない思いでいっぱいです」


 長野県の爺(じい)ケ岳付近で遭難し、死亡したとみられる宗和住摩子(そうわ・すまこ)さん(62)の長男(35)は、突然の知らせに声を震わせた。


 長男によると、宗和さんは15年ほど前から本格的に山登りをするようになり、毎週末のように単独行やツアーに参加するなどして各地の山に登っていた。


 今年1月には、アフリカ大陸最高峰のキリマンジャロの登頂に成功。清掃業と弁当配達の2つのパートを掛け持ちして旅費をため、長年の夢をかなえたという。


 危険な登山の際は、近くで住む長男に出発前に連絡していたが、今回、連絡はなかったといい、「母にとってはハイキングぐらいの気持ちだったと思う」と話した。


登山ブーム 遭難多発 中高年、10年で1.6倍 - 西日本新聞


NHK


登山ブーム 遭難多発 中高年、10年で1.6倍
西日本新聞
北アルプスの3千メートル級の春山で遭難した福岡県の12人の大半は60歳以上だった。高齢者や女性の登山ブームを背景に遭難事故は増加する一方だ。特に雪が残るこの時期の山は天候が変わりやすく、ベテランでも危険が伴う。軽装や準備不足のまま出掛けて事故に遭う ...
【北アルプス遭難】 この時期危険な「春装備」…天候悪化に対応できずMSN産経ニュース
"天候悪化で引き返す決断を" 5月5日 19時17分NHK

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北アルプス遭難死者計8人 全員60~70代 - 信濃毎日新聞


信濃毎日新聞


北アルプス遭難死者計8人 全員60~70代
信濃毎日新聞

 大型連休後半の4日から5日にかけ、北アルプスで中高年の山岳遭難が相次いだ。県内では白馬(しろうま)岳(2932メートル)近くで北九州市の医師らのパーティーの男性6人全員が死亡した他、爺ケ岳(2669メートル)で女性1人が死亡した。岐阜県側の涸沢岳(3110メートル)でも、男女6人のパーティーが遭難し、男性1人が死亡した。


 死亡した男性6人は5日午前8時ごろ、白馬岳北方の三国境近くの尾根上に倒れているのを別の登山者が発見。県警ヘリコプターで収容されたが、全員の死亡が確認された。死因はいずれも低体温症。


 大町署によると、死亡したのはいずれも北九州市在住で開業医の岡崎薫さん(75)、政所(まんどころ)良治さん(78)、三島斎(ひとし)さん(75)、井上義和さん(66)と、獣医師の村井正和さん(63)、自営業の角田重雄さん(63)。


 同署によると、6人は2泊3日の予定で北安曇郡小谷村の栂池高原から3日に入山。4日は白馬岳の白馬山荘に泊まる予定だったが到着せず、連絡が取れなくなっていた。


 4日の白馬岳一帯は午後になって吹雪になり、午後4時には気温は氷点下2度まで下がった。6人は軽装で、風雪をしのぐテントなどはなかったとみられる。


 一方、爺ケ岳では、登山者が5日午前6時50分ごろ、意識を失い倒れている女性を見つけ、近くの山荘を通じて同署に通報。女性は大町市内の病院に搬送されたが、死亡が確認された。同署によると、死亡したのは大阪市の会社員宗和住摩子(そうわすまこ)さん(62)。死因は低体温症とみられる。登山者カードによると、1泊2日の予定で4日に扇沢から入山していた。


 涸沢岳では4日夜、福岡県の男女6人のパーティーが遭難。うち同県大牟田市の無職吉野和記さん(71)が低体温症で死亡した。残る5人は命に別条はない。


 この他、槍沢の1700メートル付近では5日午前7時半ごろ、栃木県佐野市の会社員男性(35)が積雪の登山道で滑って転び、右足の骨を折る重傷。小蓮華山(2766メートル)山頂付近では午前6時ごろ、6人パーティーで登山中だった和歌山県伊都郡の農業男性(64)が尾根から新潟県側へ約1キロ滑落し、顔に軽傷を負った。涸沢から奥穂高岳の登山道ザイテングラード上部(2800メートル付近)では午後2時半ごろ、名古屋市の会社員女性(48)が雪で滑って約150メートル滑落し、頭を切るなどのけが。午後5時ごろには、奥穂高岳を下山中の大阪市の会社員女性(48)が滑落。6日朝から救助を行う。



北ア遭難 山の危険性浮き彫り読売新聞
北アルプス8人遭難死…6人はTシャツ、ジャンパースポーツニッポン
登山ブーム 遭難多発 中高年、10年で1.6倍西日本新聞
MSN産経ニュース -日刊スポーツ
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春山一変し猛吹雪、軽装でテントなく…北ア遭難 - 読売新聞


読売新聞


春山一変し猛吹雪、軽装でテントなく…北ア遭難
読売新聞

 雪が残る春の北アルプスを楽しむ旅は一夜で暗転した――。


 長野県の白馬
しろうま
岳(2932メートル)を目指し遭難した男性6人は氷点下の吹雪の中、シャツの上にジャンパーや雨がっぱを羽織る程度の軽装だった。テントも持っておらず、風雪の中で体温を奪われたとみられる。山岳関係者らは「天候が変わりやすい春山は冬山と同じ装備が必要」と指摘する。


 白馬岳は、例年約30万人が訪れる北アルプスでも、万年雪の「白馬大雪渓」が望める人気コース。6人のように栂池
高原(長野県小谷村)から入山するルートは、スキー場のゴンドラとロープウエーで標高1850メートルまで登れる手軽さから、初心者の姿も多い。ただ、標高2000メートル以上では6月中旬まで雪が降り、天候も急変しやすい。北アルプスでは昨年4~6月に28件の遭難が発生している。


 6人が3日夜に泊まった山小屋「栂池ヒュッテ」付近は4日午前中には晴れ間がのぞき、ほぼ無風。一方、白馬岳山頂の山小屋「白馬山荘」によると、山頂付近は4日昼過ぎから吹雪になり、午後5時頃には風速が20メートルを超え、午後6時には氷点下2・3度を記録した。


御池岳で男性遺体 遭難の会社員か 滋賀 - MSN産経ニュース



御池岳で男性遺体 遭難の会社員か 滋賀
MSN産経ニュース

 28日午後0時50分ごろ、東近江市君ケ畑町の御池岳(標高1247メートル)内の山林にあったテント内で男性が死亡しているのを、三重県山岳連盟の捜索隊が発見し、県警東近江署に通報した。同署は、所持品や衣服などから、今年2月12日に家族から三重県警に捜索願が出ていた名古屋市緑区の男性会社員(44)とみて身元の確認を急ぐとともに、死因を調べている。


 東近江署によると、男性会社員は2月11日に三重県内から入山し、「御池岳から下山する」と家族に電話した後に行方が分からなくなっていた。遺体に目立った外傷はなかった。


遭難の男性2人、無事救助 徳島の丸石山付近 - MSN産経ニュース



遭難の男性2人、無事救助 徳島の丸石山付近
MSN産経ニュース

 徳島県警三好署は1日、同県三好市東祖谷の丸石山付近で4月30日に遭難した大阪市の男性(62)と岡山市の団体職員の男性(61)を登山ルートの林道で発見、救助した。けがはなかった。


 1日午前6時35分ごろ、岡山市の男性が「林道を下山している」と三好署に携帯電話で連絡。午前7時40分ごろ、署員が歩いている2人を見つけた。


 2人は4月30日早朝に登山仲間5人とともに徳島県の剣山頂を出発。5人とは別ルートで下山する予定だったが、同日午後4時15分ごろ「道に迷った」と仲間に連絡。仲間が通報した。

徳島の山で男性2人遭難日刊スポーツ

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学生、滑落し軽傷 入山禁止中の富士山5合目以上で - 静岡新聞社



学生、滑落し軽傷 入山禁止中の富士山5合目以上で
静岡新聞社

 29日午前7時半ごろ、富士山宝永第2火口付近で裾野市須山の男子専門学校生(19)が滑落する事故があった。御殿場、富士宮両署の山岳遭難救助隊が捜索に当たり、約3時間後、県警ヘリが救助した。専門学校生は両足に軽傷を負った。
 同署によると、専門学校生はハイキングを目的に富士宮口5合目から単独で入山。宝永第1火口から第2火口に下る際、雪に足を滑らせ約20メートル滑落したという。現場は雪が固まったアイスバーン状で、専門学校生はトレーナーにジョギングシューズの軽装だった。
 富士山は各登山口の5合目までが通行可能になったばかりで5合目以上の入山を禁止している。同署などは、雪深く、危険性が高いため、5合目以上に進入しないよう呼び掛けている。


レジャー事故:大型連休序盤、相次ぐ 2人死亡、1人行方不明 /静岡 - 毎日新聞



レジャー事故:大型連休序盤、相次ぐ 2人死亡、1人行方不明 /静岡
毎日新聞
大型連休が始まった28日から29日にかけ、県内では滑落事故や山岳遭難など7件のトラブルが相次ぎ、2人が死亡、1人が行方不明となっている。連休前半の県内はお出かけ日和に恵まれそうで、レジャー中の事故にも注意が必要だ。
29日午後1時25分ごろ、富士宮市根原の「アサギリ高原パラグライダースクール」離陸場所付近で、生徒の離陸を補助していた男性従業員、浅子智由(ちかよし)さん(42)が50〜100メートル下の崖下に転落。浅子さんは多発外傷性ショックで間もなく死亡が確認された。
静岡市葵区千代2の山中では29日午前7時50分ごろ、同区平和2の無職、山崎一郎さん(73)が亡くなっているのを捜索していた静岡中央署員が発見した。同署によると、山崎さんは28日午前10時ごろ「タケノコを取りに行く」と自宅を出たが、夜になっても戻らないため妻が通報した。山崎さんの遺体に外傷はなく、同署は病死とみて調べている。
松崎町雲見の岩山「海金剛」では29日午前10時20分ごろ、ロッククライミングをしていた横浜市緑区の会社員、鈴木正之さん(41)が高さ約30メートルの地点を仲間2人と移動中、約3メートル下に滑落。県警航空隊のヘリが約3時間後に救助した。松崎署によると、鈴木さんは、右足首に全治約2週間の軽傷。
また、御殿場署によると、同日午前7時半ごろ、入山禁止中の富士山を登っていた裾野市須山の専門学校生、二宮啓仁(たかひと)さん(19)が雪で足を滑らせ、約20メートル下に滑落して軽傷を負い、同ヘリで救助された。
山中で道に迷う人も続出した。静岡中央署によると、28日午後9時20分ごろ、同市葵区昭府2の造園業、西郷豊さん(62)が「釣りに行ったまま帰宅しない」と妻から通報があった。29日午前6時45分ごろ、署員が同区井川に駐車中の車両に西郷さんが戻ってきたところを無事保護した。
さらに、伊豆市冷川の山中で行方不明だった神奈川県湯河原町土肥の無職、柳沢辰一さん(72)は、29日午前5時半ごろ、近くのゴルフ場に下りてきたところを職員に無事発見された。
一方、28日昼ごろ島田市川根町笹間上で山菜採りに行ったまま行方不明となっていた近くの無職、平井ふくさん(76)は、警察や地元住民など約130人体制で捜索したが、29日も発見できなかった。




静岡県内で遭難、滑落相次ぐ 1人死亡、1人不明 - 静岡新聞社



静岡県内で遭難滑落相次ぐ 1人死亡、1人不明
静岡新聞社
 県内で28日から29日にかけて、山での遭難や滑落事故などが相次ぎ、1人が死亡、1人が行方不明となっている。
 静岡市葵区千代の山に出掛けたまま行方が分からなくなっていた同区平和、無職の男性(73)は29日午前7時50分ごろ、同所の山の中腹で死亡しているのを静岡中央署員が発見した。着衣の乱れや滑落の形跡がないことから、同署は病死とみて調べている。
 同区井川方面に釣りに出掛けたとみられていた同区の造園業の男性(62)は29日午前6時45分ごろ、同区井川の林道で自力で戻ってきたところを捜索中の同署員に発見された。男性にけがはなかった。同署によると、男性は「道に迷い野宿した」などと話しているという。
    ◇
 伊豆市冷川の山中へ山菜採りに出掛け、28日から行方不明になっていた神奈川県湯河原町の男性(72)は29日午前5時半ごろ、自力で下山した。けがはないという。大仁署によると男性は28日朝、友人の男性(79)と山に入ったが、約束していた同日正午になっても集合場所に現れなかった。
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 島田市川根町笹間上の通称「タヂカラ山」で28日、山菜採りをしていて行方不明になった無職の女性(76)は、29日の捜索でも発見されなかった。島田署によると、女性のものらしいゴム手袋が一つ見つかった。30日も午前7時から、約180人態勢で捜索する。

県内で遭難など相次ぐ(静岡県)日テレNEWS24

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高千穂峰で2人一時遭難 - 西日本新聞



高千穂峰で2人一時遭難
西日本新聞

 宮崎、鹿児島県境の霧島連山・高千穂峰(たかちほのみね)(1573メートル)に登山した宮崎市消防局の男性職員(19)=同市=ら2人が28日夜、道に迷って下山できなくなり、29日午前6時20分ごろ、宮崎県高原町の登山道で同県の防災ヘリに救助された。同峰は新燃岳噴火による入山規制で登山が禁止されている。
 宮崎県警小林署によると、もう1人は宮崎市の女性会社員(20)。職員は救助後、「規制を知らなかった。申し訳ない」と話したという。2人は28日午前11時半ごろ、高原町側から登頂。女性が同午後7時すぎ、携帯電話で119番。その後、電池が切れ連絡できなくなった。2人とも元気だという。



72歳女性滑落死=島根・三瓶山 - 時事通信



72歳女性滑落死=島根・三瓶山
時事通信

 28日午後1時5分ごろ、島根県大田市の大山隠岐国立公園三瓶山(標高1126メートル)の尾根で、「登山客が滑落した」と男性から119番があった。女性は約45分後、県防災ヘリコプターに救助されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。
 県警大田署などによると、死亡したのは福岡市南区大平寺の無職真鍋雪野さん(72)。真鍋さんは午前8時すぎ、親族と計5人で入山し、幅1メートル弱の尾根を歩いていたところ、約50メートル下の谷に滑落したという


山は万全の準備で 県警山岳救助隊出動人員が過去最高 - 中日新聞


中日新聞


山は万全の準備で 県警山岳救助隊出動人員が過去最高
中日新聞

富士山や南アルプスなど登山客に人気の山々が多い県内で、県警山岳遭難救助隊の出動人員数が昨年、過去最高を記録した。登山ブームで装備が不十分な登山客が増えたほか、ベテラン登山者が単独で山に登り、行方不明になるケースも。県警地域課は「山を楽しむ時は万全の準備を」と呼び掛けている。 (石原猛)
 二十五日に県庁であった「県山岳遭難防止対策協議会」で、県警地域課が報告した。
 救助隊の二〇一一年の出動回数は四十五回。一〇年より四回少なかったが、行方不明者を長期間捜索したケースもあり、延べ出動人員は二百六十二人と、統計が残る一九七三年以降で最多だった。
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 一方、一一年の山岳遭難事故は七十九件。前年より一件増え、過去十年で二番目に多かった。うち六人が死亡し、五人が行方不明に。行方不明者は〇九年と並び、過去十年で最も多かった。
 死亡、行方不明の十一人は全員が単独登山者。行方不明者は、いずれも登山計画が提出されていなかった。担当者は「どの登山道を通ったのか分からないと、発見は難しくなる」と説明する。
 遭難事故の半数近くは、七~八月の富士山に集中する。軽装の観光客、体調不良でも無理をする登山者が後を絶たない。担当者は「Tシャツやハイヒールで富士山に登った遭難者もいた。登山口に向かうシャトルバスで啓発ビデオを流すなど、富士登山の心構えを伝えたい」と強調する。

学校登山 「ヒヤリ」体験を生かし信濃毎日新聞

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山岳遭難の76%が中高年…体温調節に衰え - 読売新聞


読売新聞


山岳遭難の76%が中高年…体温調節に衰え
読売新聞

 警察庁によると、2010年の国内の山岳遭難者数は2396人で、01年に比べ926人増えている。


 このうち76%に当たる1821人が40歳以上の中高年だ。


 登山家で女性初のエベレスト登頂者の田部井淳子さん(72)は、「若い時のように体力の回復や体温調節ができなくなるため、余裕を持って登山計画を立てることが大事だ。私は60代になってから、以前よりも2~3割多く時間をかけた計画を立てている」と話す。


北ア遭難6人は山好きの医師ら…患者ら絶句 - 読売新聞


毎日新聞


北ア遭難6人は山好きの医師ら…患者ら絶句
読売新聞
白馬岳で死亡した6人は、北九州市の医師が中心だった。 患者らは突然の事故に驚き、言葉を失った。 北北九州市門司区で外科医院を経営する男性(66)は、待合室に山の写真を飾っていた。今回の登山についても、待合室で仲間と打ち合わせていたという。親交のあった門司区の開業医(67)は「『山は危険と感じたら、すぐ引き返す勇気が必要だ』といつも言っていた彼が、まさか山の事故に遭うなんて……」と絶句した。

同区の小児科医院長(75)は、普段は院内しか歩かないことから、「山登りの練習」と重りをつけ、足腰を鍛えていたという。近くの会社員(44)は「娘がよくみてもらったが、完全に治るまで気遣ってくれた。突然で信じられない」と話した。
北アルプス:「軽装で行くなんて」遭難グループの知人絶句毎日新聞
<北アルプス> 「軽装で行くなんて」遭難グループの知人絶句livedoor

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涸沢岳遭難死71歳、ヒマラヤ経験あるベテラン - 読売新聞



涸沢岳遭難死71歳、ヒマラヤ経験あるベテラン
読売新聞
岐阜県の 涸沢 ( からさわ ) 岳で遭難した6人は2日から5日間の日程で登山に出かけていた。 福岡県山岳連盟によると、死亡した福岡県大牟田市新地町、無職吉野 和記 ( かずき ) さん(71)はヒマラヤの8000メートル級の山に登り、同連盟が開いた海外登山の研究会で講師を務めたこともある。同連盟の菊沢真一郎理事(62)は「穏やかで仲間の面倒をよく見る人だった。今回も、体調を崩した仲間の救出活動をしようとして亡くなったのではないか」と語った。

2012年4月23日月曜日

県内学校登山「ヒヤリ」30件 県山岳センター初調査 - 信濃毎日新聞


信濃毎日新聞


県内学校登山「ヒヤリ」30件 県山岳センター初調査
信濃毎日新聞
県内の公立中学校が昨年度に行った学校登山で、遭難事故につながるような事例が30件あったことが22日、県山岳総合センター(大町市)の調査で分かった。全公立中学を対象にした初の調査。いずれも救助を要しない滑落や転倒が目立ったが、3千メートルに満たない山での ...

2012年4月22日日曜日

春山情報:GW、積雪量は例年並み 県警「冬山の装備を」 /長野 - 毎日新聞



春山情報:GW、積雪量は例年並み 県警「冬山の装備を」 /長野
毎日新聞
今年の積雪量は例年並みで同課は「冬山の装備で余裕をもって行動し、天候悪化による雪崩や転滑落事故に十分注意してほしい」と呼び掛けた。上高地やJR木曽福島駅前など県内約30カ所に登山相談所を開設する。 県警山岳遭難救助隊は北アルプス・涸沢に常駐し、 パトロールする。登山者に冊子「春山情報」を登山口などで配布する他、北ア南部地域の山小屋を中心に「遭難発生速報」をメールかFAXで提供し、登山者に注意を呼び掛ける。
 昨年の同期間中の遭難件数は21件で、死者9人。春山は気温の上昇で雪崩が発生しやすく、悪天候になれば吹雪にもなる。県警は「天候悪化に備え、冬山の装備が必要」と強調する。