2007年9月8日土曜日

滋賀・京都:北山・峰床山で行方不明も8日後に救助

Yahoo!ニュース - 京都新聞 - 下京の男性遭難か 峰床山

8日午前7時50分ごろ、京都市下京区の女性(45)が「夫が左京区の峰床山にハイキングに行ったまま帰ってこない」と七条署に届けた。七条署は遭難した疑いがあるとみて、下鴨署と滋賀県警に要請し、朝から捜索している。

七条署によると、行方不明になっているのは下京区の会社員男性(47)。男性は7日午前6時半ごろ、左京区の峰床山に登山に行くと出かけたという。入山書などから大津市の登山口から登ったとみられる。

Yahoo!ニュース - 産経新聞 - ハイキング中、滝に転落 京都の男性8日ぶり救助

延べ120人態勢で捜索中の15日午後1時10分ごろ、登山口の北西約2キロの大津市葛川坊村町の「鎌倉谷」と呼ばれる山中で、京都府の山岳連盟が山西さんの声を聞きつけ、滋賀県警の防災ヘリが救助した。

同署によると、山西さんは7日午後1時ごろ、道に迷ったため川沿いに下山していたところ、足を滑らせて約10メートル下の滝壺に転落。自力で岸辺へはい上がり、動かず救助を待つことにした。おにぎり1個とパン2個、あめ玉などで2日間を過ごしたが、それ以後は川の水でしのいだという。

半袖のTシャツなど軽装で、同署は「気温がそれほど下がらなかったとはいえ、よく耐えられたものだ」と話した。

Yahoo!ニュース - 京都新聞 - 京の男性、遭難8日後に救助 大津 有志の捜索隊が発見

京都府警、滋賀県警の捜索は14日までに打ち切られたが、山西さんの妹の同僚である京都市役所山岳部のメンバーら7人が独自の捜索隊をつくり、家族とともに15日朝から山に入った。

捜索を始めて約3時間後、沢を登って「山西さん」と大声で呼び掛けていると、横たわりながら手を上げて助けを求める山西さんを見つけた。山西さんは衰弱していたものの会話はできる状態だった。メンバーの木沢正人さん(47)は「8日もたち、もう駄目かと思っていたので驚いた。動き回らなかったのが良かったのだろう」と話した。

Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - <遭難>8日ぶりに男性救助…知人らが発見 京都—大津の山

Yahoo!ニュース - 読売新聞 - 北山の山中で遭難8日間、水飲み耐えた男性救助…大津

asahi.com:遭難の男性、おにぎりとパンと沢の水で8日ぶり救出 - 関西

山岳連盟のメンバーが、Tシャツの上にジャンパーを羽織り、岩の上で傘を立てかけながら横たわっている山西さんを発見。県の防災ヘリコプターで大津市内の病院に運んだ。脱水症状もあるが、命に別条はないという。

同署によると、山西さんは「携帯電話が通じず、助けを呼べなかった」と話しているという。最初の2日は持っていたおにぎり1個と二つのパンを食べてすごし、その後は時折近くの沢まではって行き、水を飲んでうえをしのいでいたという。

京都 エンジョイ!クライミング!:よかった!8日ぶりに発見!

ここで、岳連M永さんよりオグロ坂峠から鎌倉山に登っていくと、この鎌倉谷に迷い込む可能性があるとの指摘があった。これが本当になった。

稜線で会うことにして再び別れ、入渓する。

まだこの谷の半分しかきていない。昔来たことがあるらしいが覚えていない。思っていた以上に滝もあり沢登りとしても楽しめるところだなと思いつつ。左右の山腹にコールしながら遡る。

発見!

40分後、高度730m。左岸のオーバーハングの下の洞窟をのぞきに登る。そこから振り返ると対岸の枝谷の1段上ったところに傘と何やら動くもの発見。

はじめ言葉にならない。信じられん。

顔を見ると、平らなテラスで横になって、手も上げるし、言葉を出て比較的元気。それから、正宗、Mせんせいは残り。レノさん、岩子、吉兵衛で電波の届く所まで降りることにする。ブルーシートを残す。

山道を行く 【遭難カルテ140】 京都北山、8日ぶり男性救助

道に迷った⇒川沿いに下山⇒転落

大雑把に言えば、事故に至る過程はこうなります。
よく言われていることですが、「迷ったときに沢沿いを下りない」というのがあります。
今回の件は、そこに原因の一端があるのではないでしょうか。