2007年9月2日日曜日

新潟:巻機山・沢登りで滑落・15人パーティの2人

NHK新潟ニュースファイル - 滑落した山岳遭難者2人を救助

2日午前、南魚沼市の巻機山で新潟県と神奈川県の山登りのグループの2人が滝つぼに転落して、大けがをしました。

2日午後0時すぎ、南魚沼市五十沢にある標高1967メートルの巻機山で新潟市東区の会社員白倉穂高さん(34)と神奈川県川崎市の無職、牧野千歳さん(67)が沢登りをしていて滑落し、滝つぼに落ちてけがをしたと一緒にいた仲間から携帯電話で消防と警察に連絡がありました。警察のヘリコプターが救助に向かい、標高1300メートル付近にいた2人を救助して、南魚沼市内の病院に運びました。白倉さんは右足首の骨を折る大けがを負い、牧野さんは胸などを強く打つなどしていますが、2人とも命に別状はないということです。警察によりますと白倉さんたちは15人のパーティーで朝から巻機山で沢登りをしていて白倉さんと牧野さんは高さ5メートルほどの滝の脇の岩壁をロープを使って登ろうとして滑落したということです。

警察では、残りの13人の下山を待って、事故の原因を詳しく調べることにしています。

白倉穂高さんは新潟山岳会所属か