デーリー東北:主なニュース:遭難の男性 ヘリで保護/北八甲田高田大岳(2007/09/06)
五日午前七時ごろ、十和田八幡平国立公園の北八甲田・高田大岳に四日朝、登山のため入山した埼玉県川越市霞ケ関、無職関塚宣男さん(67)が戻ってこないと、下山予定地の谷地温泉の従業員が青森県の十和田署に届け出た。同署などが捜索したところ、五日午前十一時二十五分ごろ、警察航空隊ヘリ「はくちょう」が関塚さんを発見、機内につり上げて無事保護した。関塚さんにけがなどはなく、健康状態も良好だという。
同署の調べでは、関塚さんは酸ケ湯温泉から一人で入山。四日午後四時ごろ、高田大岳から谷地温泉へ下山途中に道が分からなくなり、高田大岳方向へ引き返したという。高田大岳と小岳の間で一夜をしのぎ、小岳付近の登山道を酸ケ湯温泉方向へ歩いているところを上空から発見された。