十七日午前一時半ごろ、尼崎市東難波町一、理容師小林光雄さん(64)の妻(60)が「夫が六甲山に登山に出掛けたまま戻ってこない」と尼崎南署に届けた。兵庫県警が約六十人態勢で六甲山中を捜索している。
同署によると、小林さんは十六日午前十時ごろ、妻に「五助山を通って、有馬に行く」と言い残し一人で外出したという。小林さんは身長約一五三センチで中肉。白色のポロシャツにベージュ色のベスト、迷彩色のズボンにグレーの運動靴。携帯電話は持っていない。
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兵庫県の六甲山(931メートル)に今月16日、登山に向かったまま行方不明になっていた同県尼崎市東難波町1丁目、理容師小林光雄さん(64)が24日、山頂から南西に約4キロ離れた神戸市東灘区の霊園内を歩いているところを、墓参りに来た人に発見された。東灘署などによると、右腕にかすり傷がある程度で命に別条はなく、同市内の病院に数日間入院予定という。
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24日午後5時40分ごろ、神戸市東灘区住吉台の霊園で、墓参りをしていた兵庫県西宮市の男性(35)に、汚れた服を身に着け、つえを突いた男性が「きょうは何日ですか?」と話し掛けた。話の内容から、同県の六甲山で遭難していたことが判明。救急車で市内の病院に搬送された。
県警東灘署の調べでは、保護された男性は同県尼崎市東難波町の理容師小林光雄さん(64)。右腕にかすり傷があり、衰弱しているものの、命に別条はないという。 小林さんは今月16日、1人でハイキングに訪れた六甲山で、霧のため道に迷い遭難。24日に保護されるまで、山中をさまよっていたとみられる。霊園は六甲山の南側山ろくにある。
東灘消防署などによると、男性は墓参りに来ていた男性に「今日は何日ですか」などと声をかけたという。男性は普段と違うコースを登って道に迷い、砂防ダムのたもとで沢の水を飲み、持参のチョコレートを食べて救助を待ったらしい。この日になってリュックサックを捨て下山したという。
兵庫県警は二十四日までに延べ約二百人が六甲山中を捜索していた。
8日ぶりに64歳の不明男性を保護 - 社会ニュース : nikkansports.com
発見時、小林さんは「今日は何日ですか」と尋ねたという。調べには「水は飲んだ。食べ物は持っていない」と話している。
人は食べなくても生きれる、ということを知っておくと覚悟が違うと思う。