2007年8月13日月曜日

山形:鳥海山・道譲ろうとして夫婦滑落

山形新聞ニュース - 男女2人滑落しけが・鳥海山 県消防防災ヘリが救助、搬送

遊佐町の鳥海山の8合目付近を登山していたいずれも50歳代とみられる男女2人が滑落したと、近くにいた登山客が13日午前9時15分ごろ、119番通報した。男性は頭部裂傷、女性は右腕と左足の骨を折っており、県消防防災ヘリ「もがみ」で救助され、酒田市の県立日本海病院に搬送された。

山形新聞ニュース - 下山中、道譲ろうとして滑落 鳥海山で救助の夫婦

広瀬さん夫婦は12日に山に入り御浜小屋に1泊。13日午前4時ごろ小屋を出発して山頂で御来光を拝み、下山を始めた。山頂から約1.3キロほど下りた七五三掛(しめかけ)付近で、真知子さんが前から来た登山者に道を譲ろうと右側に寄ったところ滑落しそうになったため、喜己夫さんが助けようとして、2人とも30メートルほど下に落ちた。真知子さんは左大腿(だいたい)部と右肩の骨を折り重傷、喜己夫さんは頭や額を切るなどの軽いけがをした。