上ホロカメットク雪崩レポート - 十勝連峰の雪は不安定 入山者は注意を!
11月13日、十勝連峰・上ホロカメットク山(1920m)の標高1827m付近で発生した雪崩は、スキーヤー1名を巻き込みながら標高差約220m、距離にして約400mを駆け下った。巻き込まれたスキーヤーは完全に埋没したものの、同行者の迅速な対応と北海道警察航空隊による救助活動によって一命をとりとめ、事なきを得た。
雪氷災害調査チーム - 2007冬:十勝連峰の雪は不安定 入山者は注意を!
雪崩:究明へ調査隊、日本雪氷学会道支部が常設 ホームページで結果公開 /北海道(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
今月13日には上川管内上富良野町にある十勝連峰の上ホロカメットク山(1920メートル)西側斜面で男女2人が雪崩に巻き込まれ、救助された。
上川管内上富良野町内の上ホロカメットク山(一、九二○メートル)の安政火口付近で、登山中の男女二人が小規模の雪崩に巻き込まれた。男性が雪に埋もれたが、女性が掘り出して救出した。
女性にけがはないが、男性は足にけがをして歩けないため、道警のヘリが救助に向かっている。また、富良野署で二人の身元を調べている。
午前11時45分ごろ上富良野町にある標高1920メートルの「上ホロカメットク山」で、雪崩に巻き込まれたと通報がありました。雪崩に巻き込まれたのは札幌市の宍倉優二さんで宍倉さんは深さ50センチほど雪に埋もれましたが一緒にいた札幌市の馬場明日希さんが持っていたスコップで掘り起こしました。2人は警察のヘリコプターで救出され、宍倉さんは病院で手当てを受けているということです。警察によりますと2人はけさから「上ホロカメットク山」で山スキーをしていたということです
十勝岳連峰で雪崩、男性1人巻き込まれる - 北海道ニュース : nikkansports.com
13日午前11時20分ごろ、十勝岳連峰の上ホロカメットク山(標高1,920メートル)の安政火口付近(同約1,800メートル)で小規模な雪崩が発生、山スキーをしていた札幌市白石区平和通7丁目、宍倉優二さん(29)が巻き込まれた。同行の女性(24)が救助し、道警ヘリで富良野市の病院に搬送。外傷はないが経過入院した。
富良野署によると、2人は13日朝から山に登っていた。宍倉さんが雪崩に巻き込まれたのを女性が目撃、スコップで掘り起こし携帯電話で119番したという。
旭川地方気象台によると、13日午前、札幌の上空1400メートルの気温は3・6度と平年より8・7度高く「十勝岳連峰付近でも雪崩が発生しやすい状況だったのではないか」(同気象台)という。