遭難:神奈川の67歳、山伏山で−−静岡・梅ケ島 /静岡(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
静岡市葵区梅ケ島の山伏山(標高2014メートル)に1人で登山に出かけたまま7日から連絡がないとして、神奈川県相模原市矢部の無職、森隆則さん(67)の家族が9日深夜、静岡中央署に届け出た。10日朝に森さんの乗用車が約7キロ離れた安倍峠の駐車場で見つかり、同署は森さんが遭難したとみて捜索している。
調べでは、森さんは7日早朝、安倍峠から山伏山を歩いて日帰りで往復する予定で出発したが、帰宅せず連絡もつかなくなったという。十分な食料は持っていないとみられる。
なかなか決断ができなかったのだろうが、警察へ連絡するのが遅いすぎはしないか。
今日山岳会も加わり大掛かりの捜索をおこなったようで、捜索に参加した知り合いの山岳会の人の話しでは遭難者のイニシャルが書かれた赤いテープが所々木に巻かれていて、山伏付近にも赤いテープがあったようで指紋確認のためテープを回収して警察に回したようです。
今日は遭難者の発見には至らずこの赤いテープだけ発見できた。
この遭難者は7日に入山したので今日でもう一週間以上経過。
無事発見できるといいけど…
上写真は、昨日見つかったM氏が付けたコースサインです。
赤いビニールテープに日付とイニシャルが書かれ、立ち木に巻かれていました。このテープを回収し、ご家族に確認していただいたところ「本人のものに間違いない」とのことでしたが、念のために警察で「指紋」の確認をすることになりました。
今日は、下写真のワンちゃんが主役の捜索でした。ワンちゃんは捜索救助犬です。
皆さん「救助犬」は地震被災地などで活躍しているのをTVなどでご覧になったことがあると思います。でもこのワンちゃんは特殊な訓練を受けた犬なのです。
特殊というのは「遺体の捜索」が専門なのです。
昨年末の二王山そして今回、ご家族の要請でワンちゃんが出動したのです。その能力はすごいものでした。小さな穴の開いた塩ビパイプ(私には何も臭わないのですが、微量の「人工死臭」が出ています)を持って、ワザと犬の風下側の笹の中に隠れたのですが直ぐに嗅ぎ当てられてしまいました。
捜索救助犬のチャンス君、リトリバーの5歳だそうです。 右に座っているのがハンドラーの若山さんで、東京の世田谷から来て頂きました。