高千穂峰で2人一時遭難
西日本新聞
宮崎、鹿児島県境の霧島連山・高千穂峰(たかちほのみね)(1573メートル)に登山した宮崎市消防局の男性職員(19)=同市=ら2人が28日夜、道に迷って下山できなくなり、29日午前6時20分ごろ、宮崎県高原町の登山道で同県の防災ヘリに救助された。同峰は新燃岳噴火による入山規制で登山が禁止されている。
宮崎県警小林署によると、もう1人は宮崎市の女性会社員(20)。職員は救助後、「規制を知らなかった。申し訳ない」と話したという。2人は28日午前11時半ごろ、高原町側から登頂。女性が同午後7時すぎ、携帯電話で119番。その後、電池が切れ連絡できなくなった。2人とも元気だという。