2007年5月4日金曜日

岩手山:携帯から「遭難」と連絡後、通信途絶える

事故概略

岩手日報 - 岩手山で岡山の夫婦遭難 連絡途絶える」より

午後6時半ごろ、「山頂付近で遭難した」と岡山県の親せきに携帯電話で連絡があり、親せきが同県警に連絡した。連絡があった午後6時半以降、2人とは連絡が途絶えており、装備などは不明という。

岩手日報 - 岩手山で2遺体 遭難した岡山の夫婦か」より

遭難したのは岡山県玉野市の自動車整備工場経営福森国雄さん(58)と妻陽子さん(46)で、1日午後6時半以降、連絡が途絶えた。遺体は八幡平市の八幡平山岳遭難対策救助隊(八遭隊)が2日正午すぎ、山頂から西側に約100メートル下った付近で発見した。凍死とみられている。

2日早朝から捜索に入っていた県警の救助隊は、発見の連絡を受け確認と収容のため現地に向かったが、風速25メートル前後という強風に加え視界も悪く合流を断念。八遭隊が遺体にマーキングし、午後5時すぎまでに下山した。

岩手日報 - 岡山の夫婦と確認 岩手山遭難で遺体収容」より

3日は県警の救助隊が午前6時ごろ滝沢村の馬返し登山口から入山。遺体を山頂付近の現場から九合目の不動平避難小屋に搬送した後、午後2時23分、県防災ヘリで収容した。岩手署で家族らが福森さん夫婦であることを確認。検視の結果、死因は凍死と判明した。

ニュースソース

気象情報