18日午前10時35分ごろ、みなかみ町湯檜曽の谷川岳西黒沢付近で、茨城県八千代町今里、自営業、猪瀬哲也さん(39)がスノーボードを装着したまま雪の中に埋もれ死亡しているのを沼田署員が発見した。
同署によると、猪瀬さんは16日にゲレンデ外の山を滑るため1人で入山したが、17日になっても帰宅しなかったため、同日夜、家族が同署に捜索願を出していた。現場付近に雪崩の跡があり、同署は猪瀬さんが滑っている途中で巻き込まれたとみている。
谷川岳では14日にもスキー中の男性山岳ガイドが雪崩に巻き込まれて死亡している。【塩田彩】
3月19日朝刊